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需要予測ソリューションをサブスクで、PwCコンサルティングが提供

週刊BCN+ 2021年9月9日 11時0分

 PwCコンサルティングは、サプライチェーン上の広範囲な計画業務を対象とする需要予測ソリューション「Multidimensional Demand Forecasting(MDF)」をサブスクリプション(年間定額課金)モデルで9月7日に提供を開始した。各種計画業務には、販売、生産、在庫、調達、設備、人員などが含まれる。
 

 MDFでは、従来型のアプローチでは対応が困難な領域の需要予測を独自開発のAI・機械学習アルゴリズムで可能にする。時系列パターンを捉えにくい予測対象、新商品やリニューアル品、ロングテール化(多品種化/少量化)に伴って従来予測が難しいとされていたものなどへ予測の対象範囲を大幅に拡張している。

 コネクテッドデータなど新種のデータへの活用も可能。高負荷な学習アルゴリズムに頼らない独自開発の高速・高精度処理によって、予測精度向上を実現する。

 在庫過多を防ぐと同時に欠品の発生も抑えることが可能になり、顧客に対する即納率・サービス率の改善やフードロス削減などSDGs目標の達成にもつながって企業のブランド力向上を図ることもできる。なお、クライアント企業のシステムとはファイルによる連携となり独立性が高いため、ユーザー(需要予測担当者)の既存業務オペレーションに変更をおよぼすことなく導入することもできる。

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