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ポリシー管理中心のセキュリティソリューション提供へ、NTT Com DDとTufinが協業

週刊BCN+ 2021年9月15日 16時30分

 NTT Com DDは、セキュリティとIT運用のためのポリシー中心のアプローチの先駆者であるTufinと協業し、「Tufin Orchestration Suite」をはじめとするポリシー管理を中心としたセキュリティソリューションを同社の顧客に向けて提供を開始する。

 Tufinにより、ネットワーク、クラウド、セキュリティの各運用部門は、ポリシーの可視化、リスク管理、プロビジョニング、コンプライアンス、レポート作成を自動化し、正確に実行することで、生産性の向上を実現する。顧客は、セキュリティポリシーのガイドラインを定義し、今日のインフラの変更やソフトウェアの展開のスピードに合わせてコンプライアンスを確保することができる。

 Tufinのソリューションは、数多くのセキュリティ製品のポリシー管理を実現するが、なかでもNTT Com DDがグローバルゴールド認定パートナーとして取引するシスコとテクノロジーアライアンスパートナー関係にある。Tufin製品とシスコ製品はシームレスに統合され、ACI、ASA、Firepower、Pix、Nexus、CSM、IOS、IOS-XE、IOS-XR、L3スイッチ、ルータ、Catalyst、Cisco SecureXなどの幅広いシスコのセキュリティ製品に対して、単一のセキュリティポリシー管理を企業に提供している。

 これまでの数多くのシスコソリューション導入経験を通じて、シスコ製品を熟知したNTT Com DDが、Tufinのソリューションを提供することで、既存の顧客に対して高度なネットワーク保護と可視性、リスク低減し自動化されたポリシーの変更など、新たな価値を提供するとともに、DXを推進するすべての顧客をクロスドメインのソリューションで支援する。

 Tufinは、Deutsche Bank、BMW Groupなど世界有数の企業を含む2000社超の導入実績があり、同社の顧客基盤はNTT Com DDのグローバルな顧客層とも重なりがあることから、両社は親和性の高い協業パートナーになれると確信している。

 また、NTT Com DDと同じNTTグループのNTT Ltd.は、アジア諸国ですでにTufin導入の実績があり、同社のグローバルな実績から蓄積されたノウハウを活用し、いち早く日本の顧客に最適なTufinソリューションを提供する。顧客の国内でのビジネス成果をサポートするとともに、海外拠点へのグローバルな展開もワンストップで提供する。

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