基幹システムのクラウド移行加速へ、NECと日本オラクルが協業を強化

　NECと日本オラクルは、クラウド領域での協業を強化する。「Oracle Cloud」におけるシステム構築・マネージドサービス・保守サポートで、さまざまなニーズに対応したサービスを共同で開発・提供。企業や公共機関のDX（デジタルトランスフォーメーション）に不可欠な基幹システムにおけるクラウドへの移行と最適化を実現する取り組みを加速し、サービスの拡充を図る。
 

　NECの吉崎敏文常務は、「日本オラクルとこれまで進めてきた協業関係をクラウド領域へ拡大し、Oracle Cloud CoEによる移行サービスや運用サービスなどを提供することで、顧客における基幹システムの安全・安心なクラウド移行を実現できる」とコメントしている。

　日本オラクルの三澤智光社長は、「基幹システムに不可欠とされる高度なセキュリティと可用性を備えるOracle CloudとNECの企業や公共機関におけるクラウド・プロジェクトの知見を融合することで、日本のお客様のデジタルトランスフォーメーションが加速される」とアピールしている。