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工場DXを支援、セイコーソリューションズのIoTゲートウェイソリューション

週刊BCN+ 2021年11月4日 15時0分

 セイコーソリューションズは、エッジAIによる映像解析を活用し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する「エッジAI IoTゲートウェイソリューション」を開発し、21年度中に提供を開始する。

 同社では、DXを推進するためのさまざまなソリューション提供を検討。その第一弾として、工場DXに向けたエッジAI画像認識IoTゲートウェイ(エッジAIゲートウェイ)によるアナログメーター読み取りソリューションを提供することになった。今回のソリューションは、現場の各メーターにエッジAIゲートウェイを設置することで深層学習を用いたAI画像解析によりメーター指針値をデータ化して蓄積し、素早く・正確・安全なデータ活用を可能にする。

 試験的に検証した顧客からは、同社独自のノウハウを生かしたAI画像認識によって「読み取りを諦めていたメーターも読み取れるようになった。設定も簡単である」という声があり、22年度中の本格導入を目指すことになった。

 さらに、読み取ったデータをエッジAIゲートウェイで処理することにより、必要な情報のみを収集し、既存のセンサーデータと組み合わせてエッジAIプラットフォームに送ることで、効率的なデータ分析が行うことができる。

 セイコーソリューションズでは、学習済みAIモデルの管理・配信による画像認識AIによるアナログメーター読み取りに加え、映像データからの人数のカウント、危険エリアへの立ち入り回数や工場内の各種センサーデータの集約などAIを活用した必要な情報の効率的でリアルタイムな集約により、ビッグデータ分析による業務効率化を提案していく。

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