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人材アンマッチの解消へ、レノボがリモートワーク前提の副業人材プログラムを開始

週刊BCN+ 2021年11月9日 11時0分

 レノボ・ジャパン(レノボ)は、他社の社員やシニア世代などから副業人材を募集する「レノボクロスワーカーズ」プログラムを開始し、11月8日に専用の募集サイトをオープンした。人材のアンマッチ解消と柔軟な人材確保による事業拡大の実現が目的。

 レノボクロスワーカーズは、優れたスキルを持つ外部の人材が柔軟に働ける枠組みとして、リモートワークを前提とした副業人材を募集するプログラム。フリーランスのようなプロはもちろん、給与所得者として他社勤務者(勤務先の同意が必要)、定年退職者、出産や子育てによる退職者、地方で働く人などと業務委託契約を結ぶ。

 プログラム開始に先立って、秋田県のシニアeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」のメンバーと最初のクロスワーカーズ契約がスタート(現在は契約手続中)。マタギスナイパーズは年齢65歳以上のメンバーで構成されるeスポーツチームで、チームメンバーにゲーミングPCのマーケティング活動の企画立案、パートナーとのとりまとめ、ゲーミングイベントやソーシャル活動の実行と運営の委託を予定している。リモートワークが前提で、秋田にいながらレノボのビジネスに参加できる。

 今後は、レノボの新規事業にあたるITサービスやソリューションビジネスでスキルの高い人材を確保する方針。業務はテレワークが原則だが、希望によってレノボオフィスでの業務も可能となっている。また、レノボクロスワーカーズは事前登録も可能で、すぐにニーズのないポジションを登録しておくことでオファーを受け取ることもできる。

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