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業務を可視化・最適化、S&Iが「VERINT Operations Manager」を提供

週刊BCN+ 2021年11月11日 12時0分

 エス・アンド・アイ(S&I)は、ベリントシステムズジャパンが提供する「VERINT Operations Manager(Operations Manager)」の取り扱いを開始する。

 Operations Managerは、紙業務、メール、電話応対、業務システム、PC業務などの「複数の手法にまたがる一連の業務」を可視化し、業務全体の最適化と管理を行うことができる。スキル・かかる時間・タスク量を全て「時間」に換算し、業務を定量的に可視化できるようにする。作業者が「業務開始/終了」を手動で記録するため、紙業務、電話応対業務などのPCを利用する業務以外も所要時間を可視化できる。

 作業者が各自に振られたタスクに作業実績を登録すると、蓄積されたそれらのデータをもとに自動的に業務の進捗状況が可視化される。管理者は、可視化された進捗状況を確認し、AIが提示するアサイン計画を参考に最適な人材配置を実施することができる。

 Operations Managerは、コロナ禍で増える在宅ワーク環境下での業務をはじめ、支店から集めた書類の確認や集計処理などを行う「金融機関の事務センター」や顧客業務を請け負う「BPOサービス」など、「定型業務かつ複数人で対応する業務」の可視化&最適化に適している。

 業務を可視化することで、管理者は「全体の業務の進捗状況」が容易に把握できるようになり、実際の業務に携わる担当者は「自分の業務の進捗状況」を感覚値ではなく、定量的に把握できるようになる。これにより、管理者は担当者への進捗確認が容易になるほか、特定の人への業務集中の抑制や困っているメンバーのフォローがリアルタイムに可能となる。また、時間がかかりすぎている業務では、改善点が可視化され、適切なフローに見直すことができる。

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