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「doda」の基幹DBをハイブリッド・クラウド環境に移行へ、日本オラクルとアシストが提供

週刊BCN+ 2021年11月18日 12時0分

 日本オラクルとアシストは11月17日、パーソルキャリアが転職サービス「doda」を支える基幹業務データベース(DB)を「Oracle Exadata Cloud@Customer」「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上で提供される「Oracle Exadata Cloud Service」で構成するハイブリッド・クラウド環境で稼働を開始したと発表した。

 パーソルキャリアでは、dodaの基幹DBデータベースについて、これまで本番環境をオンプレミスのOracle Exadata上で、開発と性能検証環境をOracle Exadata Cloud@Customer上で稼働してきた。オンプレミス環境のシステム更改に際し、将来的な事業拡大に伴う変化に対応可能な柔軟な基盤の構築とコスト最適化を目的にクラウド移行を検討。低コストで既存のデータベース基盤と同等もしくはそれ以上の性能が実現できるOracle Exadata Cloud Serviceを選定した。

 ミッション・クリティカルな大規模基幹データベースのパブリック・クラウド化は初めてとなるため、本番環境をクラウドで運用していく体制やノウハウを蓄積しながら、段階的なクラウド化を模索。そこで、パーソルキャリアでは第1フェーズとして、これまで開発環境として利用してきたOracle Exadata Cloud@Customerを本番環境とし、DR環境としてOracle Exadata Cloud Service、開発検証環境にOracle Exadata Cloud ServiceとOracle Database Cloudを活用するハイブリッド・クラウド構成に移行することを決定した。

 今回のシステム導入、構築、データ移行、運用支援は、アシストが行い、Oracle Exadata Cloud Serviceへの本番環境移行に向けた検証も支援している。パーソルキャリアでは第2フェーズとして、Oracle Cloud東京、大阪リージョンのOracle Exadata Cloud Serviceへの本番環境の移行の検証を進めている。また、OCIで提供されるサービスを活用した保有データの利活用も検討している。

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