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フードロス削減へ、日商エレが「おべんとね!っと」を給食事業会社のエームサービスに提供

週刊BCN+ 2021年11月24日 16時0分

 日商エレクトロニクスは、全国500社800拠点以上で利用されている弁当オンライン注文サービス「おべんとね!っと」を給食事業を手掛けるエームサービスに提供を開始した。

 近年、単に利用者の弁当注文の利便性向上を目的とするだけではなく、社員食堂でのフードロス削減や新型コロナウイルスの感染拡大への対策として、利用者が食事を事前にオンラインで注文できる、おべんとね!っとのシステムを活用するニーズが高まっている。今回、全国のオフィスや工場、病院・高齢者施設、学校など、グループ全体で約3900カ所の施設で食堂運営を中心としたフードサービスを提供するエームサービスでは、こうした新たなニーズへの対応として、おべんとね!っとを採用した。

 エームサービスは、社員食堂から離れた場所で働く社員だけでなく、施設内のさまざまな場所で働く社員が食事場所を選択し、安全安心に食事をとれるサービスとして、クライアント企業への提案を進めている。人事部の担当者が弁当の注文集計と発注作業を手作業で行っていたクライアント企業で、おべんとね!っとのオンライン注文の仕組みを導入した結果、毎日行っていた作業は一切不要になり、業務効率化を実現することができた。また、これまで前日に締め切っていた弁当の注文が当日でも可能になったことで利用者の利便性向上にもつながった。

 さらに、おべんとね!っとの管理画面を通じて注文状況をリアルタイムで把握できるようになったため、注文を受け付けて弁当を調理・配達するエームサービスの現場スタッフの作業効率も上がり、さらにフードロスの削減にもつながったという好循環が生まれている。

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