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米キンドリルと米ヴイエムウェア、戦略的パートナーシップを拡大

週刊BCN+ 2021年11月24日 17時35分

 米キンドリルと米ヴイエムウェアは、アプリケーションのモダナイゼーションとマルチクラウドサービスに焦点を当てた両社の戦略的パートナーシップを拡大する。コラボレーションの拡大により、顧客はエンタープライズコントロールによるデジタル・イノベーションとビジネス変革を強化できる。

 パートナーシップによる主要なゴールは、VMwareソリューションとキンドリルの設計、構築、マネージドサービスの組み合わせを通じて、顧客のITとビジネスの再創造を加速させること。また、両社は分散環境向けに設計・構築された安全で新しいアプリケーションを迅速に構築、デプロイすることで顧客がデジタル変革を加速できるよう支援することを目指す。

 今回の合意により、マルチクラウドインフラストラクチャと管理、デジタルワークプレースサービス、マネージドアプリケーション、レジリエンシーとセキュリティ、ネットワークとエッジコンピューティングという差別化されたソリューションを提供することに重点を置く。

 また、キンドリルはヴイエムウェアと協力して既存のマルチクラウドのアドバイザリーサービス、設計構築、マネージドサービスを拡充し、VMware Tanzuプラットフォームをサポートして全てのパブリッククラウドで実行されているVMwareマルチクラウドインフラストラクチャにVMware vSphereワークロードをデプロイすることを計画している。

 さらに、影響力のあるコラボレーションをグローバルに広げるため、キンドリルとヴイエムウェアは、ソリューションの計画、投資、実行を容易にする、それぞれのケイパビリティ、専門知識、リソースのローカル、地域、世界的な連携を確立した。

 キンドリルとヴイエムウェアは、共同イノベーションラボ(Joint Innovation Lab、JIL)を通じて協働でイノベーションを開発している。このラボは、顧客へのサービスを向上させるために、デリバリーモデルのイノベーションを先導し、推進している。JILプログラムは、VMware Tanzuを使用したアプリケーションのモダナイゼーション、コンテナ、オブザーバビリティ(可観測性)、セキュリティのソリューション、マルチクラウド管理ソリューションの開発にさらに焦点を当てる。

 両社は、VMwareCross-Cloudサービスをサポートするコラボレーションを緊密に連携、最適化し、基盤となるクラウドプロバイダに関係なくインフラストラクチャとアプリケーションのサービスとサポートを顧客に提供していく。

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