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メール接点をデータとして蓄積、Sansanの「スマート署名取り込み」

週刊BCN+ 2021年12月8日 11時0分

 Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」においてメールでやりとりしている相手の署名や差出人情報などを自動で識別、補完し、Sansan上に蓄積できる新機能「スマート署名取り込み」を12月中を提供する。Sansanユーザーであれば、追加料金なしで利用できる。

 スマート署名取り込みは、Gmailと連携することで送信者のメール署名の情報が名刺候補として自動表示。Sansanユーザーは、登録したい名刺候補を選択するだけでメールでの接点データをSansan上に登録し、活用や社内への共有が可能になる。同一メールアドレスの名刺が登録されている場合、メルマガなどの送信者は自動で除外され、追加したい人物情報のみを手軽に登録できる。

 また、名刺候補として表示される企業名は、公開企業情報から補完できる。メールからSansan上に蓄積可能な情報は、基本項目の「会社名/氏名/メールアドレス」に加えて「部署/役職/電話番号」など。名刺交換で得た情報と同様にSansan上に接点データとして自動で名寄せされる。なお、2022年初旬にMicrosoft Outlookとの連携も予定している。

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