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イントラマート、「intra-mart」のローコード開発機能を大幅強化

週刊BCN+ 2021年12月8日 16時30分

 NTTデータ イントラマート(イントラマート)は、Digital Process Automation Platform「intra-mart」のアップデート版(2021Winter版)を12月1日にリリース、その中でローコード開発機能を大幅に強化し、「Accel Studio」を新機能として追加した。
 

 Accel Studioは、ローコード開発を素早く立ち上げ、資材の運用やアプリケーションの管理を補助するための新機能。intra-martの各種ローコード開発資材をまとめて「業務アプリケーション」という単位で作成・管理することで、簡便な業務アプリケーションの自動作成と一元管理を実現し、変化対応力の高い業務システムの構築を促進する。

 これまでも、intra-martの各種ローコード開発機能によってアプリケーション構築が数時間程度で作成することが可能だった。Accel Studioでは、誰でも、必要項目を入力するだけの数分間で任意のアプリケーションを作成することが可能になり、その後のメンテナンスも一元管理できるようになった。

 具体的には、豊富なテンプレートからアプリケーションを生成。業務シーンに最適なテンプレートを選択し、必要な項目を入力するだけでアプリケーションを自動作成できる。さらに、イントラマートのクラウドサービス「Accel-Mart Quick」で先行リリース済みの洗練された業務テンプレートを新たに四つ拡充し、これらを活用することで素早いアプリケーション作成を実現する。

 アプリケーションを構成する各種ローコード開発資材をトップページのような使用感で管理可能。この機能によって、Accel Studioで作成したアプリケーションの各種設定やアプリケーションの改修が可能となり、その際の変更履歴も記録される。また、必要に応じてインポートやエクスポートを実行することや、管理するアプリケーションの公開範囲、一時閉鎖といった設定を柔軟に対応できる。

 このほか、Boxの提供するコンテンツクラウド「Box」とBPM/ワークフローなどのintra-mart上の各種アプリケーションとシームレスな連携を実現するための機能を追加。ローコード開発機能からの容易な連携によって、社内外で取り扱うドキュメントの共有前後を含む業務プロセス全般を素早くデジタル化することができる。

 具体的には、intra-martのローコード開発ツールの一つで業務ロジックをノンコーディングで作成できるIM-Logic Designerを通じて、Box連携機能のAPIを呼び出すことでサービスがもつ機能をintra-mart上で利用することが可能となる。

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