Infoseek 楽天

ネットワールドが販売する「Acronis Cyber Protect Cloud」、OECが採用

週刊BCN+ 2022年2月28日 15時59分

 ネットワールドは、岡山県のクラウドサービスプロバイダーであるOECの新しいバックアップサービス「Backup Cloud」とオプションサービス「Cyber Cloud」にAcronisが開発し、ネットワールドが販売する「Acronis Cyber Protect Cloud」が採用された。

 DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、OECは以前からデータ量の増大やマルウェア対策、災害対策など、企業でのデータ管理にコストや運用業務の負担が大きくのしかかっていることが多くの企業の課題だと考えていた。それを解決するためのバックアップサービスとして、自社データセンターとAcronis Cyber Protect Cloudを活用したBackup Cloudの提供を開始した。

 Backup Cloudは、堅牢なデータセンター環境下で、可用性の高いストレージにバックアップデータを格納するもの。同サービスのオプションとして、Acronis Cyber Protect Cloudの「Advanced Protectionパック」を使用したCyber Cloudサービスを提供する。

 Cyber Cloudは、バックアップとセキュリティ、IT管理が一つになったオールインワン型統合ソリューションとして、ランサムウェア・マルウェア対策やパッチ管理・脆弱性評価といったセキュリティ機能や、ディザスタリカバリーも含むバックアップサービスを提供する。

 Acronis Cyber Protect Cloudは、バックアップ/リストア機能に加えて、セキュリティ、エンドポイント管理を統合したオールインワン型ソリューション「Acronis Cyber Protect」のサービスプロバイダー向けプラットフォーム。サービスプロバイダー各社は、Acronis Cyber Protect Cloudのプラットフォームの豊富な機能を選択、組み合わせ、独自ブランドのクラウドサービスとして、企業規模を問わず幅広いユーザー層が導入しやすい価格帯で提供可能となる。

 DXやデジタル化は、企業の規模を問わず多くの企業の課題で、データ管理は時代に合わせた変化が求められている。また、サイバー脅威は複雑・多様化し、テレワークによるリモート環境のリスクも高まっている。ネットワールドでは、今後も全国をカバーするパートナーネットワークを活用して、オールインワン型ソリューションAcronis Cyber Protect Cloudの販売・プロモーション活動を積極的に展開していく。

この記事の関連ニュース