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NSW、モバイル端末を用いた熱中症予防サービスを提供

週刊BCN+ 2022年5月25日 15時38分

 日本システムウエア(NSW)は、モバイル端末と環境センサーを用いて暑さ指数(WBGT)を可視化する熱中症予防サービス「Around Now!Mobile Edition(ANME)」の提供を5月24日に開始した。

 ANMEは、暑さ指数(WBGT)を計測するセンサーとモバイル端末(iPhone)を連携して計測データを可視化することで、熱中症予防対策をサポートするIoTサービス。昨年2月に提供を開始した「Around Now!」は、工場内や学校内などでの熱中症・感染症予防サービスとして好評を得ており、今回、顧客からの“センサーを設置した場所だけでなく、移動の多い屋外作業者周辺の暑熱状況を把握したい”といった声に応え、モバイル版を提供することとなった。

 専用のアプリをモバイル端末へダウンロードし、ペアリングしたセンサーを作業者が装着するだけで、管理者はモバイル端末を経由した計測データをリアルタイムで確認できるため、休憩指示や作業中止といった判断もスムーズに行うことができる。夏季は、イベント会場や運動場、建設・工事現場などの屋外環境での熱中症対策、それ以外の季節でも熱処理を伴う現場の熱中症対策として、1年を通した利用が可能となっている。

 価格は、初期費用がセンサー機器2万8000円(最低発注単位5個以上)、クラウド使用料9000円/1表示エリア(年額)。2年目以降は、クラウド使用料の年額9000円/1表示エリアのみとなる。

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