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大興電子通信とSCSK、「PROCURESUITE」と「ProActive」の連携サービスを提供

週刊BCN+ 2022年7月27日 17時44分

 大興電子通信とSCSKは、大興電子通信の購買・調達業務の管理システム「PROCURESUITE(プロキュアスイート)」と、SCSKのERP「ProActive(プロアクティブ)」の販売活動に関する協業に合意し、システムの連携サービスの提供を開始した。

 PROCURESUITEでは、都度見積購買、カタログ購買などといった購買方法に対応しており、さまざまな購買業務プロセスに対応できる。今回、PROCURESUITEに登録された検収データを、ProActiveにシームレスな連携を実現することで、支払処理までシステム上で一貫して対応する。

 ProActiveの債務管理システムでは、取引で多様化する各種債務を一元的に管理する。支払条件は取引先ごとに設定された複数の支払条件から、金額などに応じて自動判定する。また、支払締日までの支払額の名寄せやスポット的な支払、決済条件の変更など、状況に応じた処理が可能となる。

 購買実績をPROCURESUITEから検収データとしてCSV形式で出力し、ProActive債務管理システムに自動で取り込む。自動でのデータ取り込みにより、請求依頼情報の煩雑なデータ登録業務の負荷も軽減され、見積依頼から支払業務まで一貫した処理を実現する。さらに、ProActiveとの取引先マスタの連携により、両システムでのマスタの二重登録が不要となり、業務効率の向上を図ることができる。

 購買・調達業務に特化したPROCURESUITEの導入により、ProActive債務管理システムを利用中の顧客は、標準機能のままでPROCURESUITEと連携し、購買・調達業務までシームレスにシステム対応領域を拡張することができる。

 両社は連携サービスをきっかけとした両製品の導入について、今後1年間で、10案件の新規顧客獲得を目指す。

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