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DDS、多要素認証基盤「EVE MA」が「SKYDIV Desktop Client」と連携

週刊BCN+ 2022年9月6日 15時9分

 ディー・ディー・エス(DDS)は、多要素認証基盤「EVE MA」が、Skyの「SKYDIV Desktop Client」と連携し、テレワーク時の社内データの漏えいリスクを軽減する仮想環境を、多要素認証で安全に利用できるよう支援していく。

 仮想環境・シンクライアントの導入は、内閣府の「政府機関等の対策基準策定のためのガイドライン」をはじめ、総務省の「テレワークセキュリティガイドライン」「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」、厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」、文部科学省の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」と多くのガイドラインで、安全に管理された環境であり情報漏えいに対するセキュリティ対策の一つとしてその利用が紹介されている。また、これらのガイドラインでは、パスワードの漏えいに備えた多要素認証などの強力な認証手法の活用を重要視し、その利用も明記されている。

 今回、仮想環境でのインターネットやアプリケーションの利用を簡単に行うことができるSKYDIV Desktop Clientに、仮想環境への接続や業務アプリケーションの利用時にDDSの多要素認証を適用することで、確実に利用者の本人確認を行い、強固なセキュリティ環境を構築することが可能となった。

 具体的には、EVE MAと連携することにより、SKYDIV Desktop Clientへのログイン、SKYDIV Desktop Client内(仮想環境内)で利用するアプリケーションに対して生体認証(指紋、顔、静脈)や所持認証(ICカード、ワンタイムパスワード)などを用いた多要素認証が可能となる。ユーザーは、安全・便利に仮想環境を利用した業務を行うことができるようになる。

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