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マジックソフトウェア、トリドールなどの「Magic xpi Cloud Gateway」活用事例を公開

週刊BCN+ 2022年9月15日 16時59分

 マジックソフトウェア・ジャパンは、同社が提供するデータ連携クラウドサービス「Magic xpi Cloud Gateway」が、国内ではうどん専門店の丸亀製麺、海外では譚仔三哥(タムジャイサムゴー)など約1700店舗の飲食店を展開するトリドールホールディングスに採用され、DXを支えるデータ連携プラットフォームとして活用されている事例を公開した。

 トリドールホールディングスは、DXに向けた取り組みの一環としてレガシーシステムをSaaSに移行した。その結果、SaaS間のデータ連携プラットフォームが必要となり、Magic xpi Cloud Gatewayが採用された。同サービスの選定理由としては、日本の東京リージョンで動いているクラウドサービスである点、小規模から利用しやすい料金体系、標準で使えるアダプター、コネクタがそろっている点を挙げている。

 クラウド間でのデータ連携については、(1)各種SaaSからのトランザクション(売り上げ・費用など)を会計システムへ流し込む、(2)各種システムで使っているマスターデータ(ユーザー、店舗、商品)を同期する――の2点を目的とした。その結果、月に1回の人事異動にともなうユーザーマスターの変更作業が1週間から1、2日に短縮。また、会計処理のリードタイムが6営業日から3営業日に短縮した。

 今後は、Azure ADと各SaaSのユーザーアカウントを連携させる(構築中)ことで、人事異動に伴うアクセス権限変更の運用工数を削減することを期待している。

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