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鈴与シンワート、「ベアメタルPCサービス」の名称を変更

週刊BCN+ 2022年10月4日 10時0分

 鈴与シンワートは、昨年10月1日から提供している「ベアメタルPCサービス」の名称を「S-Port テレワーク・リモートPCサービス」に変更した。

 この2年余りのコロナ禍を経て、オフィスワークとテレワークを融合させたハイブリッドワークが注目されている。その中で今回、従来ベアメタルPCサービスの名称で展開していた同サービスが、ハイブリッドワークで安心・安全に活用できることから、S-Port テレワーク・リモートPCサービスに名称変更することを決定した。

 S-Port テレワーク・リモートPCサービスは、安心・安全なリモートワーク環境をリーズナブルに実現する。セキュアなアクセス手段としてSoliton Secure Desktopを使用し、画面転送されたPCを操作するため、実際の操作端末へのデータコピーや保管を防ぐことができる。自宅や外出先からでも、オフィスにいる時と同様にデータ漏えいなどの心配をすることなく安心・安全に業務を遂行できる。

 これまでVDIなどの仮想デスクトップサービスを導入するにはPCの台数が少なく諦めていた顧客も、リモートワーク環境を簡単・便利・安価に導入することが可能となる。

 主な特徴として、社内と同様のセキュリティを確保して、個人PCや共有PCをそのまま使うことが可能。実際に操作するPCにデータは残らない。インターネット経由で接続する際のネットワークセキュリティも万全となっている。社内業務システムやファイルサーバーも、今までの社内PCと同様に自宅PCなどで操作できる(別途オプション費用が必要)。

 データセンター内に設置した物理PCを提供するため、サーバーを共用する仮想デスクトップと異なり、他ユーザーの影響を受けないハイパフォーマンスを実現する。また、セキュリティ万全で堅牢な同社データセンターにシステムの移設や構築が可能。今社内にあるサーバーやストレージの移設のほか、新たに増設したい場合にも利用できる。さらに、閉域網やインターネット経由でAWS、Azure、GCPをはじめとしたメガクラウドサービスなど、さまざまなサービスの利用が可能となる。

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