PCA、復職支援サービスに鳥取県智頭町の「森林セラピー」を活用

　ピー・シー・エー（PCA）は、グループ会社のドリームホップが開発・販売する「メンタルヘルスプログラム ORIZIN（オリジン）」の復職支援サービスとして、鳥取県智頭町の「森林セラピー」を活用することで連携協定を結んだ。

　この協定により、メンタルヘルスプログラム ORIZINを利用している顧客に対して、メンタル不調者の復職支援として、智頭町の森林セラピーを活用したメンタルヘルス研修の提供を智頭町森林セラピー推進協会から開始する。

　森林セラピーは、医学に裏付けされた森林浴効果で、森林を利用して心身の健康維持・増進、疾病の予防を行うことを目的としている。智頭町は、“森林は町の大切な資源”として、森林セラピーをまちづくりの主要なテーマの一つと位置づけ、森林セラピー協議会の設立や森林セラピーガイドの養成、実験実証などを行い、2010年4月に鳥取県初の「森林セラピー基地」として認定されている。

　今回の協定によって、メンタルヘルスプログラム ORIZINによるストレスチェック受検の結果、何らかのストレス負荷の影響がみられた従業員に対し、円滑な復職が可能となるよう、PCAグループと鳥取県智頭町の森林セラピーで事業者・従業員に対し、復職支援に必要な情報やサービス提供を行う。