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ウイングアーク1st、「invoiceAgent」と「intra-mart」を連携

週刊BCN+ 2022年10月13日 14時14分

 ウイングアーク1stは、電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」と業務プロセスのデジタル化・フルオートメーション化が実現するシステム共通基盤「intra-mart」を連携できるアダプター「invoiceAgent Adapter for intra-mart」の提供を10月11日に開始した。

 働き方や市場ニーズの多様化に伴い、企業のデジタル活用による業務効率化をはじめ、変化へのスピーディーな対応力や価値創造が求められている。また、1月に施行された改正電子帳簿保存法や、2023年10月から消費税の仕入額控除の方式として導入されるインボイス制度の導入など、デジタル文書のガバナンス強化にも対応していく必要に迫られている。ウイングアーク1stとNTTデータ イントラマートは、今年1月にこれらの課題を解決し、企業のDX推進に貢献をするソリューション開発を目的としたアライアンスパートナー契約を取り交わした。

 今回の連携アダプターは、その取り組みを具体化したもので、intra-martの申請情報や電子文書を「invoiceAgent 文書管理」に自動的に取り込み、電子帳簿保存法や適格請求書運用に対応した文書管理システムを早期に構築できるようになる。今後、さらなる業務効率化を促進支援するため、invoiceAgent 電子取引で受領した電子文書をintra-martに自動で取り込みできる機能の提供も予定している。

 主な機能として、invoiceAgent Adapter for intra-martは、intra-martのIM-LogicDesignerで利用できるタスクとして提供される。アプリケーション開発エンジニアは、IM-LogicDesignerの機能であるロジックフロー定義により連携、inoiceAgent文書管理上の指定のフォルダーにアーカイブし、保管・参照ができるようになる。

 intra-martワークフロー入力項目をinvoiceAgent 文書管理のカスタムプロパティへ取り込むことも可能となる。ワークフロー申請ナンバーや、電子帳簿保存法で求められる「取引等の年月日」「取引金額」「取引先」などの検索項目、インボイス制度対応で必要となる適格請求書発行事業者番号などをデータ化し、経理部門の業務負担を軽減する。

 なお、invoiceAgent Adapter for intra-martを無償で利用できるキャンペーンを実施する。無償提供期間は10月11日から12月31日まで。

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