大和ライフネクストと理経は、昨年11月にリリースしたマンション居住者向けサービス「VR消防訓練」で、消防設備に特化した第2弾コンテンツの提供を、大和ライフネクストが管理を受託するマンション管理組合向けに11月に開始した。同サービスは、横浜市との三者連携協定による「次世代型マンション防災コンテンツの共同研究開発」の成果となる。
VR消防訓練は、自身の都合の良いタイミングで、スマートフォンなどからインターネット上のVR映像を視聴することで消防訓練が実施できるため、参加率の向上を図ることができる。今回の第2弾では、消防法で定められている「消火訓練」「避難訓練」「通報訓練」の三つの訓練に加え、新たにマンションならではの消防設備の使い方に特化した内容の訓練「消火器の使い方」「ベランダからの避難方法」「屋内消火栓の使い方」「移動式粉末消火設備の使い方」「防火戸の扱い方」の五つを追加した。
従来の消防訓練で一般的に行われる内容として、水消火器を使った消火訓練や階段を使った避難訓練などがあるが、より実践的な内容として「実際の消火器を使って消火訓練をしてみたい」「ベランダからの避難方法として避難ハッチを使ったり、隔て板を実際に蹴破るなどの訓練を行いたい」などの意見もあった。しかし、これらを実際にマンションの敷地内で実施するには、場所の手配や居住者との調整、ベランダの隔て板や消火器といった消耗品をどうするかなど、さまざまなハードルがある。
VR消防訓練では、実際の訓練を行うことが難しい内容をVR映像で臨場感をもって体験できるため、居住者一人一人の自助力向上につながることが期待される。
VR消防訓練は、自身の都合の良いタイミングで、スマートフォンなどからインターネット上のVR映像を視聴することで消防訓練が実施できるため、参加率の向上を図ることができる。今回の第2弾では、消防法で定められている「消火訓練」「避難訓練」「通報訓練」の三つの訓練に加え、新たにマンションならではの消防設備の使い方に特化した内容の訓練「消火器の使い方」「ベランダからの避難方法」「屋内消火栓の使い方」「移動式粉末消火設備の使い方」「防火戸の扱い方」の五つを追加した。
従来の消防訓練で一般的に行われる内容として、水消火器を使った消火訓練や階段を使った避難訓練などがあるが、より実践的な内容として「実際の消火器を使って消火訓練をしてみたい」「ベランダからの避難方法として避難ハッチを使ったり、隔て板を実際に蹴破るなどの訓練を行いたい」などの意見もあった。しかし、これらを実際にマンションの敷地内で実施するには、場所の手配や居住者との調整、ベランダの隔て板や消火器といった消耗品をどうするかなど、さまざまなハードルがある。
VR消防訓練では、実際の訓練を行うことが難しい内容をVR映像で臨場感をもって体験できるため、居住者一人一人の自助力向上につながることが期待される。