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エクセルソフト、PC・ハードウェア診断キットの新バージョン

週刊BCN+ 2022年11月25日 16時55分

 エクセルソフトは米PC-DoctorのPC、Android、IntelベースのMac、Chromebook用ハードウェア診断キット「PC-Doctor Service Center 15 日本語版」の販売を11月24日に開始した。

 「PC-Doctor Service Center」は、システムの整合性の確認、サーバー、デスクトップ、ノートPCハードウェアの問題の切り分け、トラブルシュートを行うため、修理センター、IT組織、システムビルダなど多くのプロフェッショナルに使用されている診断ツールキット。450種類以上の診断で、ハードウェアの問題を素早く特定し、テストや調査にかかる時間とコストを削減する。

 最新版では、ハードウェアの問題を解決するために修理センター、製造元、独立のコンピューターリペアショップなどで長年使用しているPC、Android、IntelベースのMac、Chromebook用の診断キットの能力を大幅に向上。新しいリリースごとに、最新のハードウェア、プラットフォーム、チップセットをカバーするよう拡張し、業界で最も包括的な診断とシステム情報を提供する。今回新たに、Chromebook用の診断ツールを追加し、Windows 11を含む最新のOSに対応した。これにより、Windows 7から11、Windows Server 2012 R2から2022、オフラインブータブルオペレーティングシステム、Android 6から12、IntelベースのMac、Chrome OSでの実行をサポートする。

 カスタマイズ可能なレポート機能を使用することで、Service Centerによって生成されたテスト結果、レポートの外観の両方を管理する。7カ国語(英語、デンマーク語、フィンランド語、フランス語、ノルウェー語、ポルトガル語、スウェーデン語)に対応している。

 システムスナップショット機能は、他のシステム構成と比較したり、ハードウェアの監査に使用できるシステムプロファイル。スナップショットデータの違いは、詳細なハードウェア、ソフトウェアとドライバ情報と一緒にレポートに含めることができる。これにより、システムで何が行われたのかを明確にし、顧客の信頼を向上させる。

 テストスクリプト機能では、テストスクリプト起動時に一連の診断を自動的に実行する。スクリプト編集ツールは、ニーズに合わせて特定のテストを作成することができ、繰り返し使用のために保存が可能だ。認証されたNIST(アメリカ国立標準技術研究所)800-88r1準拠のメソッドでセキュアな消去をサポート。個々のドライブで最適な方法で消去を実施し、専用のフォーマットでレポートを保存することができる。

 価格は、Service Center 15 日本語版1キットが12万5290円、アップグレード 1キット(バージョン13日本語版からのみ)が8万80円。製品には、日本語によるEmailテクニカルサポートが含まれる。

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