SBテクノロジー(SBT)は、10月3日に開業した竹中工務店グループの新オフィスビル「竹中セントラルビル サウス」に、オフィスビル向けのサイバーセキュリティ対策サービス「Smart Secure Service」を導入したほか、データ連携が容易なクラウド型の建物OS「ビルコミ」の一機能であるデータ処理基盤の導入支援を行った。
昨今、BA(ビルオートメーション)システムは、建物の照明や空調などの建物内外のシステムやIoT機器とつながるようになり、建物管理の効率性や省エネルギー性が高まる一方で、サイバー攻撃のリスクも大きくなっている。従来のオフィスビルのBAセキュリティ対策では、主に建物外部からの脅威に対する防御に限られ、内部からの不正侵入やマルウェアなどのウイルス感染を前提とした対策が、必ずしも十分とはいえない状況だった。
こうした中、SBTはこれまでNEC、サイバートラスト(CTJ)、竹中工務店とともに、竹中工務店所有のビルでSmart Secure Serviceを用いたサイバーセキュリティ対策の有用性に関する実証実験を行い、不正侵入やウイルス感染に対しても強固なセキュリティ性能が発揮されることを実証した。この結果を受けて今回、竹中セントラルビル サウスにSmart Secure Serviceを導入するに至った。
竹中セントラルビル サウスは、建物の脱炭素化・運用管理に関わる各種ソリューション技術をBAシステムに盛り込んでおり、Smart Secure Serviceは、これらBAシステムのサイバーセキュリティ対策として実運用を開始した。
具体的には、竹中セントラルビル サウスのBAシステムにネットワーク中継型IoT-GWデバイスを実装して、内外からの不正アクセスやIoT-GWデバイスによる誤作動、プログラム・データの改ざん、ウイルス混入などを検知・防御し、許可されていないアプリケーション起動の抑制や機械学習による異常通信・検知などを行う。そして、ネットワークオペレーションセンター(NOC)により、24時間365日体制で常時監視を行い、攻撃を検知した際にも迅速に対応できる体制を構築した。セキュリティの構築から運用・監視まで担うことにより、セキュアなデータのやり取りを実現するとともに、長期的なサポートによる建物設備のライフサイクルにあわせたセキュリティ対策支援を行っていく。
また、Smart Secure Serviceの導入とあわせて、ビルコミの一機能であるデータ処理基盤の導入支援を行った。ビルコミは、オープンな通信規格を採用したクラウド型のデータプラットフォーム。建物設備システムや各種センサーを通じて得られるビッグデータを効率的・セキュアに扱うことができる。
竹中セントラルビル サウスでは、IoTセンサーネットワークやアプリケーションメニューなどを加えて構成されたソリューションパッケージである「ビルコミプラス」とあわせて導入しており、建物OSとして、建物設備やIoTシステムの運用性能を高めている。また、クラウドの利点を生かし建物ごとに分断されたシステム管理の形から、多棟管理が可能なデータプラットフォームの共通基盤化を可能にする。
竹中セントラルビル サウスは、今後もスマートビルの実現に向けてさまざまな先端技術の導入が予定されている。SBTは、Smart Secure Serviceを通じてさらなるBAシステムのセキュリティ対策の支援を行っていくとともに、セキュリティアナリストによる24時間365日監視を行うセキュリティ監視センター(SBT-SOC)との連携も予定している。また、竹中工務店が設計・施工する新設建物や既設建物へも導入を進めていく予定。
昨今、BA(ビルオートメーション)システムは、建物の照明や空調などの建物内外のシステムやIoT機器とつながるようになり、建物管理の効率性や省エネルギー性が高まる一方で、サイバー攻撃のリスクも大きくなっている。従来のオフィスビルのBAセキュリティ対策では、主に建物外部からの脅威に対する防御に限られ、内部からの不正侵入やマルウェアなどのウイルス感染を前提とした対策が、必ずしも十分とはいえない状況だった。
こうした中、SBTはこれまでNEC、サイバートラスト(CTJ)、竹中工務店とともに、竹中工務店所有のビルでSmart Secure Serviceを用いたサイバーセキュリティ対策の有用性に関する実証実験を行い、不正侵入やウイルス感染に対しても強固なセキュリティ性能が発揮されることを実証した。この結果を受けて今回、竹中セントラルビル サウスにSmart Secure Serviceを導入するに至った。
竹中セントラルビル サウスは、建物の脱炭素化・運用管理に関わる各種ソリューション技術をBAシステムに盛り込んでおり、Smart Secure Serviceは、これらBAシステムのサイバーセキュリティ対策として実運用を開始した。
具体的には、竹中セントラルビル サウスのBAシステムにネットワーク中継型IoT-GWデバイスを実装して、内外からの不正アクセスやIoT-GWデバイスによる誤作動、プログラム・データの改ざん、ウイルス混入などを検知・防御し、許可されていないアプリケーション起動の抑制や機械学習による異常通信・検知などを行う。そして、ネットワークオペレーションセンター(NOC)により、24時間365日体制で常時監視を行い、攻撃を検知した際にも迅速に対応できる体制を構築した。セキュリティの構築から運用・監視まで担うことにより、セキュアなデータのやり取りを実現するとともに、長期的なサポートによる建物設備のライフサイクルにあわせたセキュリティ対策支援を行っていく。
また、Smart Secure Serviceの導入とあわせて、ビルコミの一機能であるデータ処理基盤の導入支援を行った。ビルコミは、オープンな通信規格を採用したクラウド型のデータプラットフォーム。建物設備システムや各種センサーを通じて得られるビッグデータを効率的・セキュアに扱うことができる。
竹中セントラルビル サウスでは、IoTセンサーネットワークやアプリケーションメニューなどを加えて構成されたソリューションパッケージである「ビルコミプラス」とあわせて導入しており、建物OSとして、建物設備やIoTシステムの運用性能を高めている。また、クラウドの利点を生かし建物ごとに分断されたシステム管理の形から、多棟管理が可能なデータプラットフォームの共通基盤化を可能にする。
竹中セントラルビル サウスは、今後もスマートビルの実現に向けてさまざまな先端技術の導入が予定されている。SBTは、Smart Secure Serviceを通じてさらなるBAシステムのセキュリティ対策の支援を行っていくとともに、セキュリティアナリストによる24時間365日監視を行うセキュリティ監視センター(SBT-SOC)との連携も予定している。また、竹中工務店が設計・施工する新設建物や既設建物へも導入を進めていく予定。