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セキュアヴェイルとソニックウォール、「SonicWall UTM」の運用・監視サービスを拡張

週刊BCN+ 2022年12月21日 17時15分

 セキュアヴェイルとソニックウォール・ジャパンは、両社で連携しセキュアヴェイルの統合セキュリティ運用サービス「NetStare(ネットステア)」が提供する「SonicWall UTM」の運用・監視サービスを拡張した。従来のサービスメニューである稼働状況やセキュリティ機能の監視に加え、脆弱性管理やOSのバージョンアップ作業に対応し、総合的な脅威に備えたセキュリティ運用体制を提供する。

 NetStareは、セキュアヴェイルが創業から20年にわたって「顧客の環境をマネージする」をテーマに提供する、業界でも数少ないSOC(Security Operation Center)とNOC(Network Operation Center)を融合した24時間365日体制の統合セキュリティ運用サービス。常時1万1000台以上のセキュリティ機器を監視し、1日25億件もの膨大なログを収集して、ネットワーク障害やサイバー攻撃をいち早く発見するとともに、万が一の時には迅速な原因調査と復旧を支援する。

 一方、SonicWall UTMは、独自の特許技術によってゼロディ攻撃など未知のマルウェアを検知、ブロックする高性能なセキュリティ対策を行い、同価格帯の他社製品に比べてコストパフォーマンスに優れた次世代ファイアウォールとなっている。

 NetStareではソニックウォール・ジャパンの支援を受け、2022年7月にSonicWall次世代ファイアウォールGen7 UTM「TZシリーズ」「NSaシリーズ」の運用・監視サービスをリリースした。今回、さらにサービスの内容を拡張し、従来の稼働状況やセキュリティ機能の監視に加え、脆弱性管理やOSのバージョンアップ作業、さらには専門のエンジニアによる24時間365日のヘルプデスクを提供する。また今後は、定期的なログ解析によるセキュリティリスク分析などにも対応し、より高いセキュリティレベルを提供するセキュリティ運用サービスに進化する予定。

 今後も両社は連携して、SonicWall製品の運用・監視サービスの拡充や強化を継続し、これまでセキュリティ運用(SOC)サービスのハードルが高かった組織規模の顧客にも手が届くサービスを提供していく。

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