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SB C&S、アクシスのネットワークカメラを中心とした製品の取り扱いを開始

週刊BCN+ 2023年3月7日 16時40分

 SB C&Sは、ネットワークカメラの世界的メーカー、アクシスコミュニケーションズの日本法人であるアクシスコミュニケーションズ(アクシス)とディストリビューター契約を結び、ネットワークカメラを中心としたネットワーク製品の取り扱いを3月中旬から順次開始する。

 アクシスは、ネットワークカメラ業界をけん引するリーダー企業として、映像監視、インテリジェントアプリケーション、アクセスコントロール、音声システムなどに関連する製品とサービスを提供している。スウェーデン・ルンドに本社を構え、1984年の創業以来、世界50カ国以上に展開し、世界中のパートナーと連携することでカスタマーソリューションを届けている。

 今回のディストリビューター契約により、SB C&Sが連携する全国約1万2000社の販売パートナーへの営業支援、プロダクト専任SEによる技術支援などの強みを生かし、国内でのネットワーク製品を活用したスマートで安全な世界を実現するソリューションを提供する。

 SB C&Sが取り扱う主な製品として、ネットワークカメラでは、堅牢なつくりの屋外向けカメラや慎重を要する環境向けカメラなど、ニーズに合わせて選択できる多数の製品を取り揃えている。人気の高い固定ドームカメラは、ドーム型ケーシングに格納されたコンパクトなカメラで、あらゆる場所に目立たないように取り付けることができる。ドーム型ケーシングは、カメラの向きを変える、フォーカスをぼかす、衝撃を与えるといった行為から保護するとともに、撮影する向きを隠すことができる。

 アクセスコントロール管理ソフトウェアは、基本的なアクセスコントロールだけでなく、顧客の要望に合わせたさまざまな設定をエッジベースで効率的に実現する。IP PoEを使用して既存のネットワークに接続して電力供給されるため、中央サーバーへの複雑で時間のかかる配線を回避することができる。これにより、材料費と人件費のコスト削減ができるだけでなく、ニーズに合わせて最適化できるため、小中規模から始めて必要に応じて変更することもできる。

 ネットワーク音声ソリューションでは、ネットワークスピーカー、音声管理ソフトウェア、音声システムデバイスなど、IPネットワークの多くの利点を音声でも活用し、音声を改善するために一連の機能を提供する。不審者に対して警告メッセージを発することで犯罪行為を抑制する以外にも、緊急時には手順を示すアナウンスを行うことも可能。なお、通常時には場内アナウンスや広告、BGMなどの配信によるコミュニケーションツールとしても活用することができる。

 ネットワークビデオレコーダーは、アクシスのネットワーク製品に適合しているため、すべてのソフトウェアライセンスが付属している。また、ワークステーションは、アクシスレコーダーを補完して監視用のワークステーションを設定することができる。アクシスの「カメラステーションビデオ管理エアクライアント」が事前にインストールされているため、迅速に効果的な監視を実現できる。

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