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DISがキーパー・セキュリティとディストリビューター契約、各種ソリューションの国内販売で協業

週刊BCN+ 2023年3月9日 17時15分

 ダイワボウ情報システム(DIS)と、パスワード管理やセキュリティソフトウェアを提供するセキュリティクラウドサービスプロバイダーのKeeper Security APAC(キーパー・セキュリティ)は、ディストリビューター契約を結び、データ漏えいからビジネスや顧客を保護する各種ソリューションの国内販売で協業を開始した。 働き方の多様化や新型コロナウイルスの影響によりテレワークが普及・浸透し、クラウドネットワークの利用が拡大するなか、パスワード関連のサイバー攻撃は急増している。データ侵害の多くは、脆弱なパスワードに起因するとされている。不十分なパスワードセキュリティでは、対応に費用と時間がかかり、データ侵害のリスクを高める。ゼロトラストフレームワークとゼロ知識セキュリティを搭載しているキーパー・セキュリティのソリューションは、クラス最高峰のセキュリティを活用することでユーザー情報を保護し、データ漏えいのリスクを軽減する。

 キーパー・セキュリティのソリューションは、安全なテクノロジープラットフォームに加えて、管理ツールの使用を簡素化する。さまざまなデバイス、OS、ブラウザーのプラットフォームに対応し、シンプルで直感的なユーザーインターフェースを提供。デプロイも容易で、1時間もかからない。IT管理者は従業員のパスワードの使用を監視し、組織全体にパスワードセキュリティポリシーを適用することができる。世界中の企業が、キーパー・セキュリティのエンタープライズ向けのパスワードマネージャーとデジタルボルトを利用して、データ侵害のリスクを大幅に軽減している。

 DISは、キーパー・セキュリティが提供する製品・ソリューションを、全国約90拠点の営業網から約1万9000社の販売パートナーを通じてユーザーに提供。企業規模を問わず顧客の課題解決に寄与し、デジタル化とビジネス変革推進により日本のDX化に貢献していく。

 また、ディストリビューターとして製品、ソリューションにかかわる情報や技術支援を提供するだけでなく、サブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」でキーパー・セキュリティの製品・ソリューションを取り扱うことにより、アカウント従量制料金の管理運用をスムーズに行うことを可能とする。営業・教育支援とサポート体制の拡充を通じて、より多くの企業にサービスを普及していく。

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