イントラマート、プロレド・パートナーズからプロサインBSM事業を譲り受け

　NTTデータ イントラマート（イントラマート）は4月28日、プロレド・パートナーズからプロサインBSM事業を譲り受けることについて合意し、同日、事業譲渡契約を結んだと発表した。事業譲受期日は5月31日の予定。　イントラマートは、ウェブシステム構築のためのアプリケーションプラットフォーム「intra-mart」の開発と販売を中心に事業を展開している。intra-martは、アナログな業務プロセスをエンドツーエンドでデジタル化・自動化し、ローコード開発により業務生産性を大幅に向上させるDX基盤として、3月末現在9500社を超える企業に採用されている。加えて、これら基盤系製品を補強するものとして、業務特化型ソリューションのSaaSビジネス（DPSシリーズ）を展開してきた。

　同社では、この業務特化型ソリューションのさらなる充実に向けて、購買分野を有望領域として位置づけ、以前から投資機会を模索してきた。プロレド・パートナーズが展開しているプロサインBSM事業は、企業の支払いデータの可視化・分析や、請求書のデータ化・管理モニタリングなど、コストの最適化に必要なサービスを幅広くクラウド上で提供するものであり、昨今の顧客ニーズへの適応と、イントラマートの今後の事業拡大への貢献に期待できると判断し、同事業の譲り受けに至った。

　また、プロレド・パートナーズとは継続して互恵的な関係を維持しながら、事業拡大に向け協力していく。