鈴与シンワートは5月17日、SFA(営業支援システム)「Salesforce」を食料品、医療機具、自動車、精密機器、化学製品などを生み出す工場を風の力で支える昭和電機に導入し、2022年1月から稼働開始した事例を発表した。
昭和電機では、03年にSFA導入の検討をした際は自社開発の見積作成システムを採用。この見積作成システムと、製品の図面・仕様書などが検索できるシステム、日報管理を組み合わせた仕組みで運用をしてきた。しかし、全社で1カ月間1600件にものぼる見積もりのフォローをするのが難しく、見積算の効率化と見積もりのフォローを効率化したいと考えた。
また、営業日報と営業支援を一つのシステムで管理し、個別に社員がExcelにデータを移行してサマリーを作成する必要があることや、顧客接点の情報が個々の営業所に蓄積され全社に共有されていないという課題があり、5年以上前からSFAの導入を検討していた。
今回、Salesforceを選定したポイントとしては、(1)旧営業支援システムでは、問題があった際は社員が自らその原因を探す必要があったが、Salesforceの場合は、エラーがあった際やフェーズで滞留している際にアラートが上がる仕組みがあること、(2)営業プロセスを改善するシステムであることと、顧客との関係を築いていくために必要なアウトプットの情報量が多いこと――を挙げている。
鈴与シンワートの対応について昭和電機は、「03年に自社開発したシステムを引き継ぎ、どのようなフィードバックにするのかなど、細かい面の修正や見直しなども真摯に受け止め、要望に応える提案を受けた。アジャイル形式のプロジェクトであったため、現在開発している機能が全体のどの部分なのかわからなくなった時があったが、引き戻ってSFAの全体像の説明を行うなど、当社に寄り添った対応をしてもらった。また、見積積算のシステムや入力画面などを制作する際にも親身に対応してくれて助かった」と評価している。
昭和電機では、03年にSFA導入の検討をした際は自社開発の見積作成システムを採用。この見積作成システムと、製品の図面・仕様書などが検索できるシステム、日報管理を組み合わせた仕組みで運用をしてきた。しかし、全社で1カ月間1600件にものぼる見積もりのフォローをするのが難しく、見積算の効率化と見積もりのフォローを効率化したいと考えた。
また、営業日報と営業支援を一つのシステムで管理し、個別に社員がExcelにデータを移行してサマリーを作成する必要があることや、顧客接点の情報が個々の営業所に蓄積され全社に共有されていないという課題があり、5年以上前からSFAの導入を検討していた。
今回、Salesforceを選定したポイントとしては、(1)旧営業支援システムでは、問題があった際は社員が自らその原因を探す必要があったが、Salesforceの場合は、エラーがあった際やフェーズで滞留している際にアラートが上がる仕組みがあること、(2)営業プロセスを改善するシステムであることと、顧客との関係を築いていくために必要なアウトプットの情報量が多いこと――を挙げている。
鈴与シンワートの対応について昭和電機は、「03年に自社開発したシステムを引き継ぎ、どのようなフィードバックにするのかなど、細かい面の修正や見直しなども真摯に受け止め、要望に応える提案を受けた。アジャイル形式のプロジェクトであったため、現在開発している機能が全体のどの部分なのかわからなくなった時があったが、引き戻ってSFAの全体像の説明を行うなど、当社に寄り添った対応をしてもらった。また、見積積算のシステムや入力画面などを制作する際にも親身に対応してくれて助かった」と評価している。