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SBT、ミック調査レポートのSIEM運用サービス市場でシェア1位を獲得

週刊BCN+ 2023年7月26日 16時57分

 SBテクノロジー(SBT)は7月25日、デロイト トーマツ ミック経済研究所(ミック)が6月に発行した市場調査レポート「マネージドセキュリティサービス市場の現状と展望 2023年度版」で、22年度のSIEM運用サービス市場の売上金額シェアで1位を獲得したと発表した。また、セキュリティ監視・運用サービス市場で、前年比138.6%と最も高い成長率を記録した。

 SBTは、同レポートのSIEM運用サービス市場で、22年度の売上金額ベースで前年度比144.4%と大きく伸長し、国内シェア33.6%で1位を獲得した。SIEMは、複数機器のログをリアルタイムに相関分析し、「現在の」脅威と照らし合わせて分析を行う。ミックによると、22年度のSIEM運用サービス市場は、侵入を前提とした脅威の「見える化」と、インシデント発生後の迅速な調査・解析ニーズが高まり、運用が難しいSIEM運用を外部に任せるユーザーの増加にともない、市場拡大が続いていると分析している。さらに、同市場の23年度でも、SBTは前年比110.3%と二桁の伸びが見込まれ、シェア1位と予測されている。

 また、セキュリティ監視・運用サービス市場でも、SBTの22年度売上金額は前年比138.6%と、国内セキュリティ監視・運用サービスベンダーの中で最も伸長し、国内シェアは4.9%(7位)だった。

 SBTでは、包括的なセキュリティ対策を支援するコンサルティングから、セキュリティ製品の導入・運用支援、マネージドセキュリティサービス(MSS)、インシデント発生後の復旧支援まで、顧客の重要な情報資産の保護や事業継続をサポートする幅広いサービスをワンストップで提供している。これまで、グローバル展開を行う企業など国内200を超える企業や組織、12県405市町村の自治体の顧客にセキュリティ監視・運用サービスを始めとしたSBTのセキュリティサービスが利用されている。

 同社は、今後も顧客のニーズに応え、SIEM運用サービスをはじめとするセキュリティ監視・運用サービスを充実させ、顧客の抱えるセキュリティ課題の解決に向けて取り組んでいく考え。

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