理経、クラウドを活用したUnreal Engineトレーニングサービスを提供

　理経は、米Epic Gamesが提供するUnreal Engineのトレーニングがクラウドで受講できる「RIKEI Training Cloud」の提供を開始した。　これまで理経はEpic Gamesの認定サービスパートナーとして、エンタープライズ向けに開発プロジェクトを数多く手掛けてきた。一方で、開発を内製化したいという要望に応じ、Unreal認定トレーニングセンター資格を取得し、現在5人の認定インストラクターが在籍している。しかし、従来のUnreal Engineのトレーニングでは、高価なゲーミング用PCの準備や、時間や場所の制約が生じるため、一定期間、自由にUnreal Engineに触れての学習や検証が困難だった。そのため今回、クラウド型で実践的なトレーニングが可能となるRIKEI Training Cloudの提供を開始する。

　RIKEI Training Cloudは、理経のパートナーであるMTテクノロジーズが提供するクラウドソリューションと連携することで、フルクラウドでUnreal Engineのエディタ操作が可能。端末スペックは問わず、Unreal Engineを実際に操作して学習することができる。オブジェクトの配置、ブループリント作成、ライティング反映など、あらゆる操作が可能で、トレーニング受講以外の自主学習の利用時間は期間内、無制限となる。必要に応じて、クラウド利用期間の延長プランを選択できる。

　同社では、トレーニングプログラムの一環としてクラウドサービスを提供するのに加え、今後はUnreal Engineを用いた開発業務でクラウドサービスの提供を予定している。

　受講費用は15万円から（人数に応じて変動）。