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都築電気、「CT-e1/SaaS」と「LINE AiCall」のシステム連携を開始

週刊BCN+ 2023年10月25日 16時10分

 都築電気は10月24日、ツヅキグループのコムデザインが提供するクラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS」と、ワークスモバイルジャパンの提供する電話応対AIサービス「LINE AiCall」がシステム連携したと発表した。

 コムデザインのCT-e1/SaaSは、低コスト・専用設備不要といったクラウド型サービスのメリットに加えて、機能の網羅性の高さや、導入企業ごとの柔軟なカスタマイズが可能という特徴もあり、累計1550テナント3万1000席以上(1月現在)の企業に採用されている。

 都築電気では、CT-e1/SaaSを自社サービスとして位置付け、「クラウドコンタクトセンター分野での事業領域拡大」「自社サービス/他社サービスとの連携」をコムデザインと連携し進めている。今年4月からはボイスクラウドビジネス統括部を立ち上げ、「『声』をカタチに、カタチを『価値』に」というビジネスコンセプトのもと、同領域の推進体制を強化している。

 LINE AiCallは、ワークスモバイルジャパンのAIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」の技術である音声認識/音声合成/会話制御の仕組みを組み合わせることで、AIによる自然な対話応答を実現するサービス。今回のCT-e1/SaaSとの連携により、コンタクトセンターで有人で行っていた受け付けや手続きなどの電話業務をAIで応対することが可能となった。また、AIの応対内容や、顧客からのヒアリング内容をオペレーターにリアルタイムで連携でき、AIによる入電内容の振り分けや本人確認など、「AIと人のハイブリッド応対」を実現する。これにより、「オペレーター不足への対処/応対品質の均一化/顧客の待ち時間短縮」など、コンタクトセンターが抱える課題解決に寄与する。

 なお、CT-e1/SaaSを導入済みの場合は、追加の機器やシステム導入をすることなくLINE AiCallを導入することができる。

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