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ナイスモバイル、Microsoft Teams Rooms専用機器の予約販売を開始

週刊BCN+ 2023年10月26日 16時46分

 ナイスモバイルは、MAXHUBブランドによるMicrosoft Teams Rooms専用機器「MTRシリーズ」の予約販売を10月23日に開始した。

 Microsoft Teams Roomsは、会議室に常設した端末から簡単にウェブ会議に参加できるセキュリティ性の高いシステム。しかし、既存の機器は一般的に約30万円と高額なため、現状では世の中のオフィスに浸透していなかった。今回、販売を開始するMTRシリーズでは、PC1台分程の価格帯で、会議室に入るだけで自動で電源がつき、ワンタッチで会議を開始できる環境を構築できる。また、端末から相手を呼び出すことも可能なため、PCの有無に関わらず、ウェブ会議が開催できる。

 さらに、ユーザーの環境にあわせて選べる複数のセットを用意。MAXHUB製品の高品質なカメラ・マイク・スピーカー、デジタルサイネージとの組み合わせで、快適でセキュアなハイブリッド会議を実現できる。

 セット製品のラインアップは、「XCore Kit for Microsoft Teams Rooms」「Sound bar Kit for Microsoft Teams Rooms」「Full Set for Microsoft Teams Rooms」の3種類。XCore Kit for Microsoft Teams Roomsは、ウェブ会議に必要な機器が揃ったセット。個人のPCは使わずに、外部機器のケーブル接続やTeamsの立ち上げをすべて専用端末に集約。会議参加者は全員、会議中に個人のPCを自由に操作できる。セット内容は、MAXHUB XC13TとMAXHUB TCP20Tで、価格は12万9000円。

 Sound bar Kit for Microsoft Teams Roomsは、ディスプレイが設置されている小会議室から大会議室まで対応するセット。Sound bar SEIIの高画質な広角カメラと集音距離8mのアレイマイクが、参加者全員の顔と声を検出。広い会議室でも、快適な映像と音声を相手に届ける。セット内容は、MAXHUB XC13T、MAXHUB TCP20T、MAXHUB Sound bar SEIIで、価格は21万円。

 Full Set for Microsoft Teams Roomsは、ウェブ会議に必要な機器がすべてセットになっている。セットのデジタルサイネージは、43型から98型までの豊富なサイズ展開であらゆる大きさの会議室に対応。高解像度なディスプレイにより、鮮明に相手の顔や資料を見ることができる。セット内容は、MAXHUB XC13T、MAXHUB TCP20T、MAXHUB Sound bar SEII、MAXHUB デジタルサイネージとなる。

 なお、MTRシリーズを気軽に試してもらえるよう、先着50社限定でXCore Kit for Microsoft Teams Roomsを1セットまで無料で提供する。

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