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Sky、クライアント運用管理ソフトの新版「SKYSEA Client View Ver.19.1」

週刊BCN+ 2023年12月20日 16時15分

 Skyは12月18日、クライアント運用管理ソフトウェアの新バージョン「SKYSEA Client View Ver.19.1」の販売を開始した。

 新バージョンでは、PCの資産情報やアラート件数を集約・分析し、ダッシュボードで見える化することで、潜在的な脆弱性リスクの早期把握をサポートする。また、「モバイル機器管理(MDM)」機能をさらに拡張したほか、異なるネットワーク間で安全にファイルをやりとりできる専用のWebシステムを搭載するなど機能強化を図った。

 主な新機能として、組織で管理するPCの資産情報やログを集約・分析し、数値やグラフで可視化できるダッシュボードを搭載。情報漏えいにつながるさまざまなリスクを網羅的に把握することで、セキュリティ対策の抜け漏れ防止を支援する。

 「モバイル機器管理(MDM)」機能のAndroid端末の管理機能を強化。端末を起動させるだけで、資産登録や各種設定などのキッティングが自動で行われる「ゼロタッチ登録」に対応したほか、紛失などのトラブルに備えて端末の位置情報の取得・閲覧が可能になった。

 インターネットを利用する情報系ネットワークと、機密情報などを扱う基幹系ネットワークの間で安全にファイル共有が行える「ファイル受渡しシステム」を用意。ファイルの共有期限を設けたり、共有するユーザーを限定したりできるほか、基幹系ネットワークからのファイル持ち出し時に申請・承認を必須とするセキュアな運用を行うこともできる。

 その他の新機能・機能改善は、「ファイル操作ログなどに含まれる海外言語が正しく表示されるように改善」「暗号化していないファイルでもウェブアップロードを承認する運用が可能に」「Microsoft Entra ID環境で電子メール送信宛先フィルタ機能が利用可能に」「異常のあるPCを自動遮断する他社連携機能にTrend Micro Apex One SaaS with XDRが対応」「管理コンソールからiPhone/iPadのデバイス名の編集が可能に」「社内外などPCの利用環境によってプロキシサーバーへの接続を自動切り替え」「Windows 11バージョン23H2に対応」「macOS Sonoma(14.0)に対応」などとしている。

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