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イントラマート、システックが「Accel-Mart Quick」などを採用

週刊BCN+ 2024年1月17日 15時4分

 NTTデータ イントラマート(イントラマート)は1月16日、システックが全社的なデジタル推進を目的に、イントラマートのクラウド型ローコード開発サービス「Accel-Mart Quick」と内製開発の定着・活用を支援する「カスタマーサクセス支援サービス」を採用したことを発表した。

 システックは、高速通信制御の技術を強みに、ハードウェアやソフトウェアの設計から製造までワンストップ体制の受託開発を展開。長らく抱えてきた全社的な課題として、あらゆる業務で紙と人手によるアナログ作業が根付いており、将来的な業務プロセスの改善をゴールとしたデジタル化・ペーパーレス化に取り組んでいる。なかでも、各種申請での紙を用いた業務は多くの従業員にとって負荷が高く、生産性向上の障壁にもなっていた。

 一方、これらの課題解決に際して、社内の人材育成とともにシステムの内製開発により継続的に推進。その結果、ワークフロー機能を備えたローコード開発サービスとしてAccel-Mart Quickと、その活用によるシステム開発に伴走しながら内製開発の定着を図るカスタマーサクセス支援サービスの採用を決定した。

 今回の採用に際しては、(1)クラウド型のノーコード・ローコード開発ツールによってアジャイルに短期間でシステム構築・導入が可能なこと、(2)既存の業務ロジックをシステムとして実装できる充実したワークフロー機能を備えていること、(3)クラウド・オンプレミスの既存システムと柔軟に連携してデータ活用が可能なこと、(4)内製開発の定着による継続的な業務改善を支援する伴走型の支援サービスがあること-の4点を評価した。

 システックでは、同サービスの採用・導入によって、主に「ローコード開発サービスの活用の早期運用と定着化」「プログラミング経験のない人材による内製開発の体制整備」「各種申請フローや伝票の棚卸と整理による業務プロセスの最適化」「申請業務のペーパーレス化により、人手で回覧する時間の大幅な削減」といった効果を期待している。

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