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SB C&S、NVIDIAネットワーキング製品の取り扱いを開始

週刊BCN+ 2024年1月31日 15時56分

 SB C&Sは1月30日、米NVIDIA製品のラインアップを拡充し、新たにネットワーキングカテゴリー製品の取り扱いを開始した。

 NVIDIAは、GPUとネットワークテクノロジのリーダーで、アクセラレーテッドコンピューティングの先進的な製品は、AIをはじめディープラーニングなど、さまざまなアプリケーションで活用されている。

 SB C&Sでは、これまで全国約1万3000社の販売パートナーを通じてNVIDIA製品を提供してきた。生成AIのブームが加速する市場で、高機能なコンピューティングシステムの導入ニーズが増えるなか、新たな付加価値を提供するためにNVIDIAとの協業を強化し、ネットワーキングカテゴリー製品の取り扱いを開始することにした。

 SB C&Sが新たに取り扱うネットワーキング製品は、「NVIDIA Quantum InfiniBand」「NVIDIA Spectrumイーサネット」「NVIDIA BlueField DPU」の3製品。複雑なワークロードでは、高解像度のシミュレーション、膨大なデータセット、高度に並列化されたアルゴリズムを超高速で処理する必要がある。こうした演算処理の要求が増え続けるなか、世界で唯一、完全にオフロード可能なIn-Network ComputingプラットフォームであるNVIDIA Quantum InfiniBandは、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、AI、ハイパースケールクラウドインフラストラクチャで、より少ないコストで複雑さを抑えながら大幅な性能向上を実現する。

 NVIDIA Spectrumイーサネットは、Spectrumスイッチ、ConnectX NIC、BlueField DPUとLinkXケーブル、ネットワーキングソフトウェアで構成されるエンドツーエンドプラットフォーム。NVIDIA Spectrum-4スイッチとNVIDIA BlueField-3 SuperNICネットワーキングプラットフォームは、AIのために構築された世界初のイーサネットファブリックで、生成AIのパフォーマンスを加速する。

 NVIDIA BlueField DPUは、堅牢な演算能力と組み込まれたソフトウェアデファインドハードウェアアクセラレーション機能により、ネットワーキング、ストレージ、セキュリティをオフロード、アクセラレーション、分離することで、あらゆる環境のあらゆるワークロードに対応する安全で高速化されたインフラストラクチャを構築し、アクセラレーテッドコンピューティングとAIの新しい時代を切り開く。

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