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イントラマート、太陽化学が「Notes」の移行先に「intra-mart」を採用

週刊BCN+ 2024年2月21日 14時44分

 NTTデータ イントラマート(イントラマート)は2月20日、太陽化学が全体最適な業務の改善・デジタル化を目的に、「Notes」のワークフロー関連機能の移行先のプラットフォームとして、イントラマートのエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を採用したと発表した。

 太陽化学は、乳化剤や増粘安定剤など、天然素材から最先端技術を応用した新規素材まで幅広い食品向け素材をグローバルに展開している。近年は、その技術力を生かして化粧品・トイレタリー向け素材に業容を拡大し、取引先同士のコラボレーションの場となるイベントを開催するなど、ビジネスエコシステム全体の活性化にも取り組んでいる。

 こうしたビジネスモデルの変容に加え、昨今の働き方の変化に対応した仕組みを支えるDXでは、個別最適ではなく、全体最適を目指した組織改編とともに業務の改善とデジタル化を推進している。その一つとして、従来から社内の情報共有やワークフローのシステムとして活用してきたNotesのサポート終了を控え、社内の利用者の負担を最小限に抑えつつ、従来からの申請・承認を中心とするビジネスロジックを無理なく実装が可能なプラットフォームへの移行を検討してきた。そこで、充実したワークフロー機能とともに、内製開発に必要なローコード開発ツールを豊富に備えるintra-martを採用した。

 今回の採用に際しては、(1)自由な承認ルート設定で柔軟かつ複雑なフローに対応する高機能なワークフローであること、(2)基幹システムをはじめとする他のシステムとの連携が容易であること、(3)内製開発が可能なローコード開発ツールを備えていること、(4)プラットフォームとしての汎用性・拡張性があること-の4点を高く評価している。

 太陽化学では、Notesの移行先のプラットフォームとしてintra-martを採用・導入したことによって、主に「Notesからのデータベースやワークフローシステムのスムーズな移行」や「ワークフローの承認ルートなどで既存の複雑なビジネスロジックをそのまま実装」「業務進捗をはじめ、社内ポータルを通じた様々な情報の集約・共有」「業務プロセスのデジタル化と標準化により現業部門の業務負荷を大幅に軽減」「ローコード開発ツールを活用した内製開発により現業部門からの要望への柔軟な対応」といった効果をあげている。

 なお、同システムの導入・開発にあたっては、イントラマートのセールスパートナーであるNECネクサソリューションズがトータルに支援している。

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