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ALSI、「InterSafe GatewayConnection」にアラートメール機能を追加

週刊BCN+ 2024年6月4日 16時10分

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は、クラウド型次世代ウェブフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」にアラートメール機能を追加し、6月3日に提供を開始した。

 GIGAスクール構想で1人1台端末の活用が進む中、学習用端末を利用したSNSへの書き込みなど、ネットいじめは増加傾向で続いている。文部科学省の調査によると、インターネット上のいじめは約2万4000件にのぼる。これらは外部から見えにくく、匿名性が高いという性質上、教師や保護者が認知しきれないことが課題となっている。こうしたネットいじめや、生徒の問題行動などに対して早期の発見や解決につながる取り組みが必要とされている。文科省もGIGAスクール端末を活用した「心の健康観察」の導入推進を行うことを発表している。

 InterSafe GatewayConnectionは、マルチデバイス対応のクラウド型次世代ウェブフィルタリングサービス。Windows/iOS/Android/Chrome OSに対応し、場所や端末、ネットワークを問わず、すべてのウェブアクセスを柔軟にコントロール。テレワークや学校の授業(Next GIGA対応など)での安心安全な端末利用を促進する。

 今回新たに追加したアラートメール機能は、事前に登録したキーワードによるインターネット上での書き込み(SNSや掲示板など)や検索、不適切なウェブサイトへのアクセスを検知した際に、管理者にアラートをメールで通知する機能。キーワードは、管理画面から自由に指定することができる。アラートメールでは、「検知日時」「グループ名」「ユーザー名」「カテゴリー」「動作」「URL」「キーワード」が通知されることから、該当者の特定が容易で、ネットいじめやの薬物利用などリスクの防止対策に役立つ。

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