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イントラマート、「intra-mart」の最新版をリリース

週刊BCN+ 2024年6月5日 15時48分

 NTTデータ イントラマート(イントラマート)は6月4日、主力製品であるエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」の最新版(2024 Spring)をリリースしたと発表した。

 イントラマートでは、以前からローコード開発による業務プロセス全体の自動化・デジタル化を加速させる製品ラインアップの拡充に注力し、積極的な開発投資を行ってきた。今回のアップデートでは、生成AIとの柔軟な連携に加えて、より利用者に寄り添った利便性の高いローコード開発を実現する機能強化を行った。

 主な強化ポイントとして、intra-martで作成したアプリケーションに生成AI機能を手軽に組み込むことが可能となった。文章・画像・音声の生成に加えてログの記録といった業務運用に必要となる機能も備わっており、さまざまな作業を生成AIがアシストする。これにより、「アプリユーザーの業務効率化」「成果物の質向上」「コンテンツ準備コストの軽減」が見込まれる。

 「レイアウトモード」では、直感的な操作で画面デザインを編集することができ、プログラミングやHTMLなどの知識がない人でも容易にアプリケーション画面を作成することができる。レイアウトモードで作成した画面は、そのまま本格的な開発を行うデベロップモードへの切り替えができるため、要件定義や設計フェーズから開発フェーズへのスムーズな展開が可能となる。

 「データ起点テンプレート」では、データ入力されたExcelファイルをアップロードするだけで、容易にアプリケーションを作成できる。既存のExcel資産を生かしながら、アプリケーションの作成時に必要となる手入力の作業を補完する。これによって、実際に動作する画面のモックアップやサンプル・試作品を即座に作りながら要件定義が可能となり、利用者との認識のズレを解消することができる。

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