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ソフトバンクとSB C&SとSBT、「Microsoft Country Partner of the Year」を受賞

週刊BCN+ 2024年6月28日 17時10分

 ソフトバンク、SB C&S、SBテクノロジー(SBT)は6月27日、Microsoft Corporationが選出する「2024 Microsoft Partner of the Year」で、「Microsoft Country Partner of the Year」をグループとして受賞したと発表した。 「Microsoft Partner of the Year」は、Microsoftの技術を用いて、優れたソリューションを開発・提供したパートナーを1年に1度表彰するもの。アワードはいくつかのカテゴリーに分かれており、今回は世界115カ国、4700超の企業がエントリーした。その中から、ソフトバンク、SB C&S、SBTは、過去1年間に国内で最も優秀な実績を上げたパートナーとして表彰された。

 ソフトバンクは、クラウドサービスや生成AI領域を中心とした日本マイクロソフトとの戦略的提携を締結。「Azure OpenAI Service」を活用した生成AIをはじめとする各種サービスや「Microsoft 365 Copilot for Microsoft 365」などを、国内の多くの大手企業や自治体に提供してきた。特に、Azure OpenAI Serviceの導入を迅速・容易にするためのソフトバンクのパッケージソリューション「生成AIパッケージ」は、企業がネットワークや認証サービスを含めたセキュアな環境でAIを活用し、ビジネス価値を効率的に生み出すことを可能にするなど、さまざまな取り組みが評価され、今回の受賞につながった。

 SB C&Sは、「Indirect Cloud Solution Provider(CSP)」として、とくにAIに焦点を当てた販売促進活動を行い、「Microsoft Azure」と「Microsoft 365」の市場拡大に大きく貢献したことが評価された。なかでも、全国7都市で開催したAI啓発のためのセミナーや、SB C&S独自の販売パートナー支援プログラム「C&S Partner Club」での加盟企業向けの手厚い技術者育成支援トレーニングの開催、Azure OpenAI Serviceの導入支援サービスやPoC(概念実証)無償キャンペーンなどによって、強力にAIビジネスをドライブした。AI分野でも日本最大のCSPパートナーとなることを目指し、さらなる施策を実施していく。

 SBTは、2009年からいち早くマイクロソフトのクラウドサービス領域でのビジネスを開始し、Microsoft 365の導入やMicrosoft Azureを活用した業務システムの構築、Dynamics365を中心としたDXを推進する各種システムの構築など、国内大手企業・官公庁への数多くの導入実績がある。また、生成AI活用の高まりから、Azure OpenAI Serviceを利用した独自の生成AIサービス「dailyAI」の提供や、顧客の個別要望に合わせた「Azure Machine Learning」の技術要素を活用したシステム導入を進めるなど、顧客の生産性向上に貢献したことが評価された。

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