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ALSI、長野県千曲市の「InterSafe LogNavigator」導入事例を公開

週刊BCN+ 2024年8月7日 14時59分

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は8月5日、長野県千曲市がGIGAスクール構想で活用するウェブアクセスログ分析ツール「InterSafe LogNavigator」の導入事例を公開した。

 千曲市は2021年、市内すべての公立小中学校の学習用Chromebook端末約4200台に、ALSIのクラウド型ウェブフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」を導入した。これまで、児童・生徒のウェブアクセス状況について調査が必要な際は、複数のサーバーにあるログデータを抽出・分析していたが、Chromebook導入当初、1日あたり80万件を超えるログがあり、報告資料の作成に大きな負担がかかっていた。

 今回、千曲市では、InterSafe GatewayConnectionの契約者が無償で利用できるInterSafe LogNavigatorを導入したことにより、ウェブアクセスログからの特定情報の抽出・分析が容易になり、調査と資料作成に要する時間を約3分の1に削減した。

 InterSafe LogNavigatorは、InterSafe GatewayConnectionと連携する無償のウェブアクセスログ分析ツールで、ウェブアクセスログの取り込み・集計・レポート作成を自動化する。

 ドリルダウンレポートでは、ユーザー別・カテゴリー別・時間帯別など多様な切り口でアクセスログを可視化し、フィルタリング設定の見直しにも役立つ。また、セキュリティーリスクのあるサイトや児童・生徒に不適切なサイトへのアクセス、特定キーワードによる書き込み・検索を即座に検知して管理者へ自動通知する機能を備えている。これら一連のプロセスにおいて、管理者による特別な操作は不要で、従来、Excelなどを利用していたログ分析業務の負担を大幅に軽減することができる。

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