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DIS、小中高など初等中等教育機関向け教員研修プログラムを刷新

週刊BCN+ 2024年9月2日 15時35分

 ダイワボウ情報システム(DIS)は8月30日、教育市場で自治体教育委員会、学校など初等中等教育機関向けに提供している教員研修プログラムを刷新すると発表した。新たにインテルのSTEAM教育向け授業フレームワーク「インテル Skills for Innovation」(インテルSFI)を国内で初採用したオリジナルの教員研修プログラムを開発し、2025年1月から全国の販売パートナーを通じて受注を開始(提供は25年4月)。販売パートナーの第二期GIGAスクール構想やSTEAM教育、DX加速化推進事業(DXハイスクール)などの教育市場ビジネスをトータルで推進・支援する。 DISは14年から、教育向けパソコンや機器・ソフトウェアサービスの提供にとどまらず、教員が児童生徒を指導するために必要な機器操作やICT活用・応用を前提に探究・課題解決型学習(PBL)の「インテル Teach プログラム」をベースにした授業デザイン・指導法研修プログラムなどの提供を行ってきた。

 今回の刷新は、25年度から本格化する小・中学校の第二期GIGAスクール構想を見据えたもの。児童生徒1人1台の端末更新やクラウド活用を前提とする授業を支援し、児童生徒の情報活用能力の育成など、将来必要となる資質能力育成をサポートする。また、高等学校への情報IIの導入やDXハイスクールに求められる高度なテクノロジー(生成AI、データ解析、プログラミング、デジタルコンテンツ制作など)を活用・応用するSTEAM教育の推進を目指している。

 これらの実現に向けて、インテル協力のもと、インテルがSTEAM教育向けとしてグローバルで展開・導入しているインテルSFIフレームワークをベースに、DISの教育市場での経験を付加し、国内教育に最適化した独自教員研修プログラムとして開発・提供する。

 あわせて、この教員向け研修プログラムでは、授業デザインや指導・評価に関する講座や、授業案作成などの授業実施に関する演習プログラム、導入端末やツール活用のような技能研修などの項目(コンポーネンツ)を複合し、必要な研修項目を自治体や学校でカスタマイズすることで、オリジナルな研修として提供可能となる。

 今回開発した研修プログラムは、25年4月から、全国の教育市場の販売パートナー(約300社)を通じて自治体教育委員会や学校など初等中等教育機関向けに提供を開始する。

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