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ネットワンパートナーズ、パートナーのビジネスを支援する「PoC&CXサービス」

週刊BCN+ 2024年9月10日 15時58分

 ネットワンパートナーズは、パートナー企業がエンドユーザー企業にサブスクリプション型サービスを導入する際の提案・構築・保守/活用・更新までを包括的に支援する「PoC&CXサービス」を9月9日に開始した。

 企業におけるDXの重要性が高まるなかで、IT投資額の増加やシステム運用の複雑化、人材不足の問題が深刻化、これらを解決できる新たな選択肢が必要とされている。ITインフラの領域でも、その都度設備投資を行う従来の考え方から、柔軟な運用ができるサブスクリプション型サービスや製品の利用へと需要が変化している。こうした変化に応えるため、パートナー企業でもサブスクリプション型サービスや製品の取り扱いが増加しているが、エンドユーザー企業への導入に必要な提案・構築・保守/活用・更新に対応できるエンジニアの不足が課題となっている。

 今回のPoC&CXサービスでは、複雑化する顧客ニーズに対応するため、パートナー企業のサブスクリプション型サービスに関する提案・構築・保守/活用・更新までのライフサイクル全体を、同社の知見を生かし包括的に支援する。将来的にはパートナー企業が同社の支援を受けず、単独で案件を完遂できるナレッジをもつことを目指している。

 同サービスを利用することで、パートナー企業はこれまでノウハウの不足によって提案ができなかった製品でも、質の高い提案や案件遂行が可能となるほか、エンドユーザーとの継続的な信頼関係を築くことができるため、定期的な更新やアップセルの機会を確保することができる。

 主な提供メニューは、「PoC支援サービス」がヒアリングシート提供、検証項目提供、PoC環境構築支援、検証支援など。「導入支援サービス」がヒアリングミーティング参加、ドキュメント作成支援、構築時問い合わせ対応、検証・構築・試験時の立ち合いなど。「最適化サービス」が保守対応、定期レポート提供、利活用促進など。「更新提案支援サービス」が市場別トレンド勉強会、事例紹介、新機能勉強会、導入前事前検証サポート、契約期限管理など。

 現時点では、PoC支援サービスと導入支援サービスを販売対象とし、最適化サービスと更新提案支援サービスは今年度中の販売を予定している。導入支援サービスの参考価格は、3カ月の場合200万円から。対象商品は、Ciscoの「Cisco Secure Connect」から開始し、順次拡大を図っていく。

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