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大塚商会、インフォマートとの協業体制を強化

週刊BCN+ 2025年1月24日 15時45分

 大塚商会は1月23日、デジタルの力であらゆる業務を効率化するインフォマートとセールスパートナーとしての協業体制をさらに強化すると発表した。今回の協業体制の強化を通じ、両社協働で顧客へ価値を提供し続けられるよう、企業のバックオフィス業務のDX支援を強化していく。 大塚商会は、インフォマートと2022年4月にセールスパートナー契約を締結し、経理部門をはじめとしたバックオフィス業務のデジタル化を推進してきた。そうしたなかで、企業のDX推進や働き方の多様な変化、インボイス制度・電子帳簿保存法の施行によって、経理業務にもペーパーレス化、デジタル化への変革が求められていることなどから、より多様なサービスの提供や利便性向上が急務となっている。そのため、多くの業界で活用してもらうためのシステム連携やアンバサダー制度などを通じて協業体制を強化する。

 具体的には、バックオフィス業務の効率化を支援する「たよれーる」の対象サービスに、インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」「BtoBプラットフォーム 契約書」「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」「BtoBプラットフォーム 受発注 for 製造業」「BPワークフロー」を追加。これにより、たよれーるを利用中の顧客は、すでに提供中のサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」に加えて、今回新たに加わる五つのサービスの初期設定や運用・トラブル対応などのサポートを受けることが可能となる。

 また、基幹系と情報系システムを統合した「DX統合パッケージ」内の販売システム「SMILE V 2nd Edition 販売」とインフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」「BtoBプラットフォーム 受発注 for 製造業」を連携。これにより、建設業や製造業の企業を中心に予算管理、書類作成、受発注、支払業務の課題を大幅に改善することができ、作業の効率化を実現する。

 大塚商会の営業職を対象に、インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム」のアンバサダー制度を開始した。これは、BtoBプラットフォームについてさらに理解を深め、サービスを必要とする顧客に的確に提供するために開始したもので、一期生として約40人が参加しており、今後も継続する予定。

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