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ウォッチガード、MDRサービスプロバイダーのActZeroを買収

週刊BCN+ 2025年1月27日 15時33分

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン(ウォッチガード)は1月24日、MDR(マネージド検知/レスポンス)サービスプロバイダーのActZeroを買収したと発表した。 ActZeroは、プロアクティブで迅速な自動化された脅威レスポンスと、クロスプラットフォームのAIを活用した脅威分析サービスを提供し、高速で脅威に対応することが可能となる。シンプルなサイバーセキュリティーサービスの提供をミッションとして掲げるウォッチガードは、今回ActZeroを買収することにより、自社の24時間対応のMDRサービスの拡張と強化を実現する。ActZeroの優れた人材とサービスが加わることで、WatchGuard MDRの機能を強化するとともに、ウォッチガードのUnified Security Platform(統合型セキュリティープラットフォーム)のスケールとスピードを増強し、効率的にセキュリティーサービスの提供が可能となる。

 また、今回の統合はマネージドサービスプロバイダーにとっても、運用効率の向上といった面でメリットをもたらし、サイバーセキュリティープラットフォームベンダーとしてウォッチガードはMSPに大きく貢献することができる。

 ActZeroのテクノロジーとチームは、WatchGuard MDR製品ラインの基盤となり、セキュリティーエキスパートのエリートチームによって管理され、AIを搭載したサービスは、MSPの運用ニーズに合わせて柔軟なサポートを提供する。

 具体的には、優れたカスタマーサクセス機能、オンボーディング手順、SOCのエキスパートチームなど、実績豊富でスケーラブルなMDR機能を提供する。また、機械学習(ML)を活用した最先端のプラットフォームツールにより、フォールスポジティブやノイズを削減する自動化された効率的で効果的なセキュリティーを実現する。さらに、ウォッチガードのエンドポイントセキュリティーだけでなく、FireboxやMicrosoft Defenderなどのサードパーティーサービスを管理できるオープンアーキテクチャーを採用している。

 両社の統合での当面のフォーカスは、すべての顧客とパートナーがこれまでと同一品質のサービスを受け続けられるようにすること。ActZeroのSOC、人材、プロセスは、今後ウォッチガードのMDRサービス全般の提供を指揮することになる。

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