Infoseek 楽天

SBT、SIEM運用サービス・Microsoft365監視・運用サービス市場でシェア1位に

週刊BCN+ 2025年1月28日 15時9分

 SBテクノロジー(SBT)は1月27日、デロイト トーマツ ミック経済研究所(ミック)が2024年12月に発行した市場調査レポート「マネージドセキュリティサービス市場の現状と展望 2024年度版」で、23年度のSIEM運用サービス市場とMicrosoft 365監視・運用サービス市場の売上金額シェア1位を獲得したと発表した。 SBTは、同レポートのSIEM運用サービス市場で、23年度の売上金額ベースで前年比115.4%の伸長、国内シェア16.1%で1位となっている。同レポートでは、「今後もサプライチェーンで深刻化するセキュリティー人材不足の対策として、SIEMと運用業務の自動化・効率化を図るSOAR(Security Orchestration, Automation and Response)を活用したマネージドサービスの拡大が予想される」としており、24年度の売上金額では、前年対比128.6%の急激な成長が続くと見込んでいる。

 Microsoft 365監視・運用サービス市場は今回のレポートから新たに追加され、Microsoft DefenderやMicrosoft Entra IDなどで発生したアラートを監視し、脅威判定を行い、ユーザーにエスカレーションするサービスを対象としている。SBTは、同市場で23年度売上金額の前年比は128.0%の伸長、国内シェアは18.4%で1位を獲得している。同レポートでは、「SOCから24時間365日体制で、ユーザー環境にあるMicrosoft 365 E5セキュリティー機能の常時監視を行うことで、監視の人材不足の解消を行う。また、ログや検出したセキュリティーアラートに対して誤検出の有無や影響度を判断し、分析結果と対策案など含めてユーザーへ通知するサービスの需要が高まっている」と指摘。24年度の売上金額は前年対比133.3%と好調な成長を見込んでいる。

 このほかSBTは、セキュリティー監視・運用サービス市場で、23年度売上金額の前年比が115.2%、国内シェアは4.8%(7位)となっており、市場平均の成長率を大きく上回る結果となっている。

この記事の関連ニュース