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アイティフォー、朝日ネットが「XCockpit Identity」を採用

週刊BCN+ 2025年2月3日 15時44分

 アイティフォーは2月3日、インターネットサービスプロバイダーの朝日ネットが、Active Directory向けセキュリティーアセスメントサービス「XCockpit Identity」を日本で初めて提供したと発表した。 国内外でサイバー攻撃の被害が後を絶たないなか、朝日ネットは万が一、サイバー攻撃を受けた際に50万IDを超える自社サービスのユーザーに及ぼす影響を最小限に抑え、より安心なサービスを提供するための施策として、Active Directoryを対象としたアセスメントサービスに着目。キャンペーン価格で導入のハードルも低かったことから、今回、XCockpit Identityの採用に至った。

 XCockpit Identityは、Active Directoryに対するセキュリティーアセスメントサービスを提供するASM(Attack Surface Management)の一種。Active Directory内を探索して情報を収集し、過大な権限が付与されているアカウントや権限昇格などの設定ミスなどを自動的に発見。調査・分析の結果については生成AIを用いて、日本語でレポートを作成する。また、権限修正のためのスクリプトも自動生成され提供されるため、担当者は効率的に権限設定変更作業を完了できる。

 XCockpit Identityのアセスメントを通してActive Directoryの設定ミスなどの有無を確認し、対策を講じておくことで、万が一サイバー攻撃を受けた際の被害拡大のリスクを低減することが可能。顧客情報を守り、円滑で安心安全なサービス提供につなげることができる。

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