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Aマッソ単独ライブ 過去最大規模、4都市ツアーが開幕!「この世で一番のラッキーガールなので」

よろず~ニュース 2024年7月7日 16時30分

 お笑いコンビ・Aマッソが東京・大阪・名古屋・福岡の4都市をツアーする単独ライブ「縦」は5日に東京・有楽町のI’M A SHOW(アイマショウ)で初日を迎え、翌日までの3公演が終了。大盛況の幕開けを飾った加納、むらきゃみが充実ぶりを口にした。

 今月28日まで続く過去最大規模の全13公演。6日までの3公演がいずれも満員となり、二人は心地良い疲労に包まれた。加納が「テクニカルなきっかけ(ネタの合図、転換点)が多く普段よりリハーサルが長かった。大きなミスなくやれたので一安心ですね」と話せば、むらきゃみは「のびのびランデブーです」と声を弾ませた。

 今年で結成15周年を迎えるAマッソが、漫才・コント・映像など様々な形でお笑いを表現。お笑いファンだけでなく、エンタメファンやクリエイターからも高い評価を得ていた単独ライブが、さらなる進化を遂げた。加納は「映像、道具、美術も舞台もプロが集まるようになって、仲間が増えたことが一番デカいですね」と、これまでの積み重ねが結実しつつある状況を感慨深げに語った。

 加納が初めて単独で連続ドラマ脚本を担当し 、中京テレビで放送された連続ドラマ「スナック女子にハイボールを」が好評に支えられながら6月に完結。同月15日にはワタナベエンターテインメント所属芸人による「ワタナベお笑いNo.1決定戦2024」で、Aマッソが悲願の初優勝を遂げた。加納は単独ライブへの影響を「追い風になったと思います」と語り、「最近はネタのメディア露出が少なめだった。ネタを見に行きたいという期待値を上げる点では、いい流れになりました」とうなずいた。

 むらきゃみにとっては、今年2月に「村上」からの芸名変更後、初の単独ライブ。加納が語った「追い風」について「優勝もうちのおかげ。単独がいい感じで始まったのもうちのおかげ。この世で一番のラッキーガールなので」と悦に入った。改名理由を質問されると「名前にキャミソールを着せました」と返答。加納が「これ以上は話してくれないです」と言うように、謎の部分はまだ多いようだ。

 公演が多く控えるため、取材はネタバレ禁止が前提だったが、むらきゃみはネタをバラしながら自らのラッキーガールぶりを告白。加納から「全部カットや」と口を挟まれる中、「好きやった男から連絡が来てウホウホしました」と答えると、相方から「絶対に書いてください」とゴーサインを受けていた。

 テレビ、ラジオ、YouTube、加納の執筆活動など、大忙しのAマッソ。それでも単独ライブには労力を惜しまない。加納は「やっぱり楽しいから。それが一番です」と話し、今回のライブ「縦」を「内にこもる、というか、もちろん新しい人にも来てほしいですけど、既にキャラクターを知ってもらえているとしてやっています」と説明。「全部手作りですから。たくさんの仲間の力を借りながら、足せるところ、削れるところに手を入れて、研ぎ澄ましていきたい。2時間くらいのお笑いライブが多いんですけど、私たちは1時間半くらい。サクッと見られて楽しいと思う。誰でも来てね~」と、残り10公演を見据えた。

 むらきゃみは、いつものふんわりとした笑顔を見せながら「笑いの温度調整を取ろうと思います」と自らの役割を語り、「来て~」と呼びかけた。そんな相方に時折ダメ出ししつつも、温かい視線を向け続ける加納。なんだかよく分からないが二人の調子は良さそうだ。

 単独ライブ「縦」は名古屋、大阪、福岡へと移動し、再び東京で締めくくる。27日の東京・日経ホール18時公演はローチケZAIKOでの生配信が予定されている。

◆Aマッソ単独ライブ「縦」  ▶東京(1回目=I’M A SHOW)7月5日19時開演、6日15時、同19時 ▶名古屋(今池ガスホール)13日15時、同19時 ▶大阪(松下IMPホール)14日18時、15日17時 ▶福岡(ももちパレス・ももち文化センター)17日19時 東京(2回目=日経ホール)26日19時、27日14時、同18時、28日13時、同17時

(よろず~ニュース・山本 鋼平)

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