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ナルシシズムは年齢重ねると減少 過度に強い“自己愛”は変わらない!? スイスで研究

よろず~ニュース 2024年7月19日 22時0分

 ナルシシズム(自己愛)は、年齢を重ねることで減少していくことが分かってきた。スイスのベルン大学の研究によると、若い人ほど自己中心的な傾向が強いものの個人の役割や責任が変化することで、その特徴が和らいでいくことが判明した。

 一方、8歳から77歳までの約3万7000人が参加した51の過去の研究データを分析した今回の調査では、自己重要感が過度に強い人は和らぐことはあっても完全に変わるわけではないことも示唆された。

 子供の頃、同級生よりも自己愛が強かった場合、大人になってもその傾向があることがわかった。

 研究を指導したウルリッヒ・オルト博士は説明した。「今回の発見は高いレベルの自己愛が人々の生活に様々な影響を与えることを考えると重要なものとなります。ナルシシズムの強い自分の人生、更には彼らの家族や友人にも影響が出ます」

 研究結果の背後にある理由が、これからの研究によって解明されるのを期待しているとして、オルト博士は「大人になってからの社会的ルール、例えばバートナー、親、従業員としてのルールがナルシシズムのレベルを下げより人格を発達させると言われています」と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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