バスケットボール選手やコーチとして活躍したジョー・ブライアントさんが死去した。69歳だった。2020年に当時13歳の娘と共に事故死したNBA界のスーパースター、コービー・ブライアントさんの父で、日本でも東京アパッチなどの指揮を執ったことで知られるジョーが16日、脳卒中により他界したことを母校ラサール大学のヘッドコーチであるフラン・ダンフィーがジ・インクワイアラーに明かした。
高校時代には「ジェリービーン」の愛称で親しまれたジョーさんは大学卒業後、フィラデルフィア76ersに所属、4シーズンにわたってプレーした後、1982年までサンディエゴ・クリッパーズ、1983年までヒューストン・ロケッツで活躍した。90年代に入ってからコーチへと転身、日本では東京アパッチやJBLレラカムイ北海道、ライジング福岡などで指揮を執った。
ジョーさんの訃報を受け、NBAスターのマジック・ジョンソン氏は、Xにジョーさんとコービーさんの2ショットの画像を掲載。「友人であり、コービー・ブライアントの父であるジョー・＂ジェリービーン＂・ブライアントの訃報に接し、大きなショックを受けている。ジョーは才能あるバスケットボール選手であっただけでなく、偉大なコーチでもあった」と追悼の言葉を綴っている。
（BANG Media International／よろず～ニュース）