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大企業の手厚いサポートが“すれ違いコント”化 言葉のあや→「無慈悲な追い打ち」とネット大爆笑

よろず~ニュース 2024年7月21日 11時0分

 困ったときに頼りになるカスタマーセンター。本来なら手厚いサービスのはずなのに、「言葉のあや」で余計な悲しみを生んでしまった人のエピソードに「違う方向に優しさが働いちゃった」「サービス精神が致命傷になってる…」と共感と笑いが集まっている。

 話題になっているのはX(旧ツイッター)ユーザーの麻吹(ますい)あめりさんが17日に「すいません。お金無くて買えないだけです。Amazonさんやめて、、、、」と題して投稿した写真。「買いたいのに買えない」と嘆きのポストをしたら大手通販サイトならではのサービス精神で、投稿からわずか6分でサポートメッセージが到着。早過ぎる!でも、そういうことじゃないんです!

 麻吹さん本人は「買いたいけど(お金が無いから)買えない」のつもりで投稿したのに、サポートセンターは「(何かしらのエラーで)買いたいのに買えない」と勘違い。お笑いコンビ・アンジャッシュのコントのようなキレイなすれ違いが悲喜劇を招いてしまい、麻吹さんは「お金が無いだけだからなって笑。正直めちゃくちゃ恥ずかしいです」と振り返った。日本語って難しいね。

 本人にとっては全く「いいね」ではないのだが、この投稿には19日までに13万件以上のいいねが寄せられる大反響。ネット上では「無慈悲な追い打ちwww」「担当者さんの優しさが悲しみを生んでしまった」と悲しみに共感する声や、「こういうの見ると流石だなってなる。ホントにエラーだったら助かりすぎるね」「Amazonさんは問題があるとおぼしきところに現れては相談に乗ってくれるから本当に頭が下がる」とサポート力の高さに驚く声が上がった。

 結局、麻吹さん自身はアップルウォッチの購入を指をくわえて見送ったのだが、衝撃の後日談が。なんとこのやりとりを見てかわいそうに思った心優しい人がギフトでアップルウォッチをプレゼントしてくれたそう。まさに「人間万事塞翁(さいおう)が馬」ですね。

(よろず~ニュース・髙石 航平)

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