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米有名コメディ俳優が死去、94歳 グラミー賞にエミー賞も獲得 『スター・ウォーズ』俳優も追悼

よろず~ニュース 2024年7月20日 15時0分

 ボブ・ニューハートが死去した。94歳だった。コメディ俳優のボブは、短い闘病後、18日にロサンゼルスの自宅で息を引き取ったことを長年の広報担当者であるジェリー・ディグニーがハリウッド・リポーターに明らかにした。

 2003年のウィル・フェレル主演のクリスマス映画『エルフ~サンタの国からやってきた』のパパ・エルフ役やドラマ『デスパレートな妻たち』のモーティ役でもよく知られるボブへ多くの追悼の言葉が寄せられており、『スター・ウォーズ』のマーク・ハミルは「革新的なスタンダップコメディから2つの名作シットコムまで、彼は私たちに笑いの生涯を与えてくれました。本当に唯一無二の存在。ありがとう、ボブ・ニューハート!」とXに綴った。

 朝鮮戦争中にアメリカ陸軍の人事部長として従軍し1954年に除隊、会計士やコピーライターの仕事を経て、スタンダップコメディのキャリアをスタートさせたボブ、60年に自身のコメディを収録したアルバムが年間最優秀アルバムとしてグラミー賞を受賞した。その後、数々のドラマや映画に出演し、1962年に自身の冠番組『ボブ・ニューハート・ショー』でプライムタイム・エミー賞に初ノミネートされ、2013年には『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』のプロトン教授役でエミー賞テレビドラマシリーズ部門ゲスト男優賞を受賞した。

 2023年、CNNとの電子メールによる最後のインタビューで、 「疑問の余地なく、(『エルフ~サンタの国からやってきた』の)パパ・エルフの役は、これまで演じたどの役よりもはるかに上だ」「エージェントが脚本を送ってくれて、一目惚れした」「第2の『34丁目の奇跡』になる」と語り、同役が70年のキャリアの中で最も好きな役だったと明かしていた。

 ボブは1963年に俳優ビル・クインの娘ジニーと結婚、4人の子供たち、そして10人の孫たちに恵まれている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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